あなたの着ている鎧は、どんな鎧ですか?

心の鎧

鎧を脱いだら、ふんわり軽い♪

「こうでなければならない」を取っ払ってみると、見える世界は変わります。

 

以前の僕は、怒鳴ってばかりの先生でした。

学年の生徒指導の先生として、学校全体の生徒指導の先生として、いつもいつも怖い顔ばかりしていました。

ある意味では、校内の抑止力として役割を担ってしました。

 

気がつけば自分が学生時代に一番嫌いだったタイプの先生に、僕はなっていたのです。

「これが仕事だから…」と自分自身を納得させていました。

 

あるとき、僕がお世話になっているセラピストさんからこんなことを言われました。

「心の底では叱りたくもないのに、立場上叱らなければならない。一生懸命自分の心に鎧をまとって、生徒指導の先生をしているよね」

 

僕はこの言葉を聞いて、ハッとしました。

僕は、「生徒指導の先生はこうでなければならない」という鎧を脱ぐことにしました。

すると、子どもたちとの関係が驚くほど変わりました。

 

叱らない生徒指導

「悪いことをしたら叱らなければならない」

 

僕は、この「こうでなければならない」を手放すことにしました。

「悪いことをしたら、じっくり話を聴いてみる。なぜ、この子にそれをさせてしまったのだろうかと一緒に悩んでみる」

 

僕は今、こんなスタンスで生徒指導にあたっています。

 

「先生は教えなければならない」

「先生は指導しなければならない」

 

それ、手放しても大丈夫です。

一緒に悩む。

一緒に考える。

それでいいんです。

 

そのために僕は「しつもん」を活用しています。

目の前の子どもたちと心とつながる。

僕が子どもたちとつながるだけでなく、子どもたちが自分自身とつながるためにも、「しつもん」は有効です。

 

子どもたちに問いかけることで、寄り添っていくのですね。

新しい時代には、新しい時代にふさわしいやり方があるのです。

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

 あなたの着ている鎧は、どんな鎧ですか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。