嬉しい気持ちをちゃんと表現すると人間関係は深まる
「嬉しい」と感じたとき、その気持ちをちゃんと表現すると、相手は喜んでくれます。
人間関係づくりって、こんな些細なことが大事なんですよね。
今日から朝活をスタートしました。
『書くテーマ』が見つからない人に向けて「最近嬉しかったことは何ですか?」と問いかけておいて、その答えがパッと出てこない自分にハッとしたんです。
ちゃんと喜ぶ。
ちゃんと怒る。
ちゃんと悲しむ。
感情を味わうこと、あんまりしてないなーって気づきました。
思考型人間なので仕方がないのですが、考えばかりで感じることをしていないんですね。
昨日、祖母のお墓参りに行きました。
留学から帰ってきた長男が本当に大人になっていて、率先してお墓の掃除をしてくれました。
あー、そういうこと、ちゃんと喜んで、「ありがとう」って嬉しい気持ちを伝えればよかったな、と思いました。
そのあと温泉に行ったのですが、風呂上がりに小6の次男坊が頬をすり寄せてきて、「僕の方がツルツルだ」って言うんです。
(あー、嬉しいな)と思ったんですが、言葉にはせず照れ隠しも兼ねて「お父さんのヒゲ攻撃」でジョリジョリとホッペにしました。
考えてみると、「嬉しい瞬間」は何度も訪れているのだけれど、その「嬉しい気持ち」をちゃんと表現していないのだな、と気づきました。
人間関係を築く上で大切なことは、この「嬉しい気持ち」をちゃんと表現することなんです。
学校の先生だった頃、生徒に配布するプリントを教卓の上に置いておくと、率先して配ってくれる子がいました。
「先生、これ、配っていい?」と尋ねてくれます。
そんなとき、僕は「うん、いいよ」と答えていただろうか、それとも「ありがとう、嬉しいな」と答えていただろうか、ぼんやり思い出していました。
遠い昔のことで、今ではもうはっきり思い出せません。
たぶん最初は「ありがとう、嬉しいな」と答えていたのでしょうが、だんだん「うん、いいよ」に変わっていったかもしれませんね。
「ありがとう」という気持ちも「嬉しい」という気持ちも、だんだん慣れて、薄れてきてしまうものなのです。
だから、ちゃんと嬉しいと感じている自分の気持ちに素直になることを大切にしてください。
そして、その嬉しい気持ちをちゃんと表情と言葉で表現することです。
伝えないと伝わらないですからね。
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