指示や説明はシンプルな方がいい
無駄が多いほど、子どもの心は離れていく
うまくいかない学級活動。
うまくいかない授業。
そんな教師の悩み。
その悩みの原因は「話が長いこと」
指示をした。説明をした。
だけど、うまく伝わらない。
すると、指示や説明を重ねることになります。
どんどん先生の話が長くなります。
授業参観していて思うのです。
授業の上手ではない先生は、1回目の説明で伝えるのが上手ではありません。
ですから、指示を重ねます。
説明を重ねます。
残念ながら、1回で伝えられない言葉を重ねても、伝わらないのは同じです。
話は長くなり、子どもたちは教室の中で迷子になっていきます。
話す言葉をブラッシュアップしていく
言葉はシンプルは方がいい。
そのうえ、一度で伝わるほうがいい。
だから、僕は自分の言葉にいつも耳を傾けています。
失敗だっていっぱいあります。
そんな失敗こそ成長のチャンス。
なぜ一度で伝わらなかったのかを見つめます。
助詞ひとつ見つめ直すだけで変わることがあります。
間の取り方で変わることがあります。
伝える順番を入れ替えたら変わることがあります。
ブラッシュアップができるのは、自分の言葉に耳を傾けているからです。
そして、記録しているからです。
ここぞというときの長しゃべり
いつもシンプルな言葉で伝える。
だからこそ、「ここぞ!」というときに想いを込めて話したときに響きます。
いつもいつも話の長い先生の、「ここぞ!」というとき。
子どもたちは、
「またか…」
と思ってしまいます。
ハッピーな先生になるためのステップ
できるだけシンプルな言葉で伝えることを心がける