子どもたちを迷子にさせる授業のつくり方
子どもたちは好奇心の塊です
これまで、さまざまな先生方の授業を参観させていただきました。
もちろん、素敵な授業はたくさんありましたし、そうでない授業もありました。
まず確認しておきたいのは、子どもたちは、学ぶことが大好きということ。
子どもたちは好奇心の塊です。
ですから、子どもたちの好奇心を削ぐようなことをしなければ、子どもたちは自然と生き生きとしてきます。
『わかる授業』には2種類ある。
子どもたちが生き生きとしてくる授業、それは『わかる授業』です。
『わかる』には、二つの意味があります。
「理解」という意味での「わかる」。
そして、何をしたらいいかが「わかる」。
「わかる」から「楽しい」し、「楽しい」から「わかる」。
理解できると、子どもたちは生き生きしてきます。
でもね、つまらない授業ってダンゼン後者の「わかる」が足りないと思うのです。
何していいのかわからない授業!
ツマラナイ授業は、「いったいこれはなにをやってるの?」って大人が見ても理解できない授業なんですよね。
子どもたちを混乱させると、学ぶことがつまらなくなる。
何をしていいのかわからず、子どもたちを混乱させる授業。
聞くのか、
見るのか、
ノートを書くのか、
考えるのか、
話し合うのか、
何をするかが明確でなくダラダラとなんとなく進んでいく。
そんな授業のとき、子どもたちはどんどん混乱していきます。
そのうえ、先生が一方的にベラベラしゃべって満足そうにしています。
だれのための授業ですか?
だれが満足するための授業ですか?
そうやって、少しずつ子どもたちの心が授業から離れていきます。
「勉強ってツマンナイな」って思わせているのはだれでしょうか。
ハッピーな先生になるためのステップ
子どもの学ぶを意欲を削ごうと思ったら、わけのわからない授業をすればいい