アウトプット型授業が子どもを前のめりにさせる
子どもたちがつまらない表情をしているのは、授業がつまらないからです。
子どもたちが「前のめり」になって授業に参加してくれなくて、悩んでいる方がいます。
つまらなそうな顔をしている。
仕方がないですよね。
だって、つまらないんだから。
その原因は、クラシックな授業展開「講義型授業」にありました。
記憶させ、テストし、評価する。
その「古いやり方」が、子どもたちの意欲を奪っていきます。
「記憶」と「記録」の授業ほどつまらないものはない
知識ばかり増やす学習は、「学び」ではなく「記憶」です。
板書を書き写すだけのノートは、「記録」です。
「記憶」と「記録」の「講義型授業」は、インプットばかりを増やしていきます
子どもたちの
「こんなこと覚えて何になるの?」
という率直な疑問に、先生方はどう返答されるでしょうか?
「受験」や「評価」という言葉で脅していませんか?
インプットばかりの講義型の授業を手放すことで、子どもたちが「前のめり」になる授業を作り、「学び」はもっと意味のあるものに変わります。
アウトプットを大切にした授業をつくる
そのためには、アウトプットの機会を意図的につくることです。
アウトプットをする機会をつくると、子どもたちはそのために必要な知識をインプットし始めます。
僕がよく使う方法があります。
それは、「みんなとシェア」です。
「後ろの子とシェアしよう」
「隣の子とシェアしよう」
「班でシェアしよう」
「男女でシェアしよう」
「気づき」をシェアするというアウトプットのためには、まずインプットが必要です。
アウトプットするためのインプットです。
だから、必ずアウトプットの機会を用意しておく。
そして、それを子どもたちにきちんと示しておくことが大切です。
僕も『ハッピーな先生のハッピーな教室』の記事をアウトプットすることで、自分の中の考えがまとまったり、新たな発見があったりします。
「知識」はインプットできますが、「知恵」はアウトプットからしか生まれません。
「講義型授業」を手放せば、「こんなこと覚えて何になるの?」と尋ねられることすらありません。
ハッピーな先生になるためのステップ
アウトプットを重視した授業を展開する