信念があってやっていることに怯える必要はない

教師 挑戦

あなたは何に怯(おび)えているのですか?

学校という場所は、非常にナーバスです。

なにかにおびえている。

いったい何におびえているのかわからない。

けれども、なにかにおびえていると思うのです。

 

失敗したら、どうしよう。

クレームが来たら、どうしよう。

こんなことは前例がない!

去年と同じなら安心だ!

 

僕は、そんな方たちと仕事をするたびに、息苦しくなります。

 

たくさんの不安を抱え、心配ばかりしていて仕事が楽しくなるでしょうか。

僕は、そんなつまらない働き方をしている姿を子どもたちに見せたくはないのです。

 

おびえていてはいけない

なぜだかわかりますか?

子どもは大人の姿をロールモデルにして成長していくからです。

 

「なんだ。働くことって辛いことなんだ」

 

そんな風に思わせたくないのです。

 

昔、「安定しているから公務員になりたい」なんて言う子どもを見ると、なんだか残念な気持ちになりました。

 

ところが今の子どもは、こんなことを言うそうです。

 

「楽して生きたい」

 

大人がどんな姿を見せてきたか。

よくわかるでしょう。

 

失敗やクレームにおびえている自分を手放す

失敗してもいいんですよ。

クレームが来たら、何がいけないんですか?

 

子どもたちは、どんなことをしてあげたら喜んでくれるだろうか。

こんな企画はどうだろう?

こんなゲストを呼べないだろうか。

 

そうやって、子どもたちのハッピーを創造していく。

 

どうです?

ワクワクしませんか?

 

失敗や苦情を恐る必要などありません。

 

そして、もう一つ大事なことがあります。

 

先生が目の前の子どものことを真剣に考えて挑戦したこと。

そして、その想いをちゃんと発信しておくこと。

 

そうやって心から子どものことを想って挑戦したことに、苦情など来るはずがありません。

子どもたちのハッピーを創造する。

そんなワクワクすることに挑戦してみましょう。

 

そんな先生の姿を見た子どもたちはきっとこう言うはずです。

 

「僕もワクワクする生き方がしたい♪」ってね。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 失敗を恐れたり、何かに怯えたりして暮らすのはやめよう。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。