職員室をあたたかくする付箋への愛の込め方

付箋紙に愛をこめて職員室をハッピーにする

職員室をハッピーにすると、仕事が楽しくなる

職員室の机の上にポンと置かれた資料

僕は、あれがどうも好きになれません。


「ほら、アンタの仕事でしょ?」ってことなの?
ちょっとした気遣いなのだけれど。

その積み重ねが不協和音を生むんですよね。

 

だから、僕はだれかに資料を渡すときは、

そこに『愛』と『感謝』を込めることにしているんです。

 

それだけで職員室の雰囲気はとってもよくなる

 

 

なぜ、『愛』と『感謝』を込めるのか

 

人間関係において、とても大切なこと。

それは応援されたければ、応援してあげる。

助けてほしければ、助けてあげる。

自分の行いはそのままあなたに返ってくる

大切なことは他人じゃなくて、自分の在り方なのです。

 

プリントひとつ手渡すのにも、

『愛』と『感謝』を込めるのです。

 

そしたら、必ず『愛』と『感謝』で返ってくるものです。

 

 

どうしたら、『愛』と『感謝』を伝えられるのか


資料を渡すとき、付箋紙を貼っていますか?

 

「なんだ、そんなことか」と思われた方もいるでしょ。

「そんなこと」が意外とできていなかったりするんですよね。

 

「用事」が書かれた付箋紙なら見かけます。

付箋が貼ってあるだけ、まだ気遣いはあるのだけれど…。

 

そこに『愛』と『感謝』を加えてみてください。

 

僕は手渡しするときでも付箋をつけます。

面と向かって口にするのは恥ずかしい『愛』と『感謝』を、

そこに書き綴ります。

 

「ありがとうございます。

また、わからないところがあったら教えてくださいね」

 

これなら30秒もかかりません。

僕はイラストも添えますが、

それだって1分もかかりません。

 

たったそれだけで、職員室がハッピーになるのです。

 

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 付箋に一筆、「愛」と「感謝」を込めてみる。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。