職員室から聴こえるのは和音?不協和音?
学校はなぜ、荒れたり落ち着いたりを繰り返すのか
学校は、落ち着いた状態と荒れた状態を繰り返します。
この波の『大きさ』『速さ』は学校ごとに違いはあれど、必ず波があります。
僕は、これが不思議で仕方がありませんでした。
なぜ、荒れていくのか。
いくつかの学校に赴任して、ようやく見えてきたことがあります。
それは、職員室が居心地の悪いものになってくると、学校が荒れてくるということ。
職員室が一つのチームとして機能しているときは大丈夫。
学校がハッピーな方向に進むときは、ちゃんとチームになっている。
『仕事』だけではなく『メンタル』な部分でも、チームになれているか。
これがとっても大事。
くだらないことで笑い合えて、
ときには、熱く語り合えて、
互いの苦しみを分かり合える。
そんなチームになっているときに、職員室に響くのは美しい和音。
チームではないときに聴こえてくるのは不協和音。
誰かの指導法を批判したり、
力のない先生をバカにしたり、
そんな職員室のときが、学校が荒れていくサインだと思っています。
学校が落ち着くと『不協和音』が増える。
個人プレーが増えてくる。
報告・相談・連絡が減る。
閉鎖的になる。
指導に差異が生まれる。
子どもや保護者に不満がたまっていく。
そうやって、学校は荒れていくのです。
「なんだ、結局、学校は荒れさせてるのは大人なのか」
そう気付いてから、僕は職員室をハッピーにすることを考えるようになりました。
学校を立て直すなら、職員室から。
職員室が一枚岩でなくて、学校がハッピーな場所になることはありません。
あなたの職員室から聴こえてくるのは、
美しい和音ですか?
それとも、不協和音ですか?
ハッピーな先生になるためのステップ
大人の世界をハッピーにすることからスタートする