見方を変えれば、職員室はもっと楽しくなります。

職場の人間関係

人間関係に苦しんでいるときは

生きていると、うまく行かないことは山ほどあります。

教育現場で経験を積んだ今も、うまくいかないことなんて山ほどあります。

とりわけ人間関係って、永遠のテーマだと思います。

 

職場で人間関係に苦しんでいる先生もいらっしゃるようです。

足を引っ張られているなぁと感じたこと、僕にもありました。

 

以前の僕は、そこで気持ちが途切れてしまうことがありました。

物に当たったり、人に当たったり、怒鳴ったり。

なんて、小さな器でしょうか。

 

でも、当時の僕はそんな小さな人間でした。

 

見方を変えたら、味方は増える

うまくいかないとき、周囲の人間が敵に見えるときがあります。

どうして協力してくれないのだろう?と嘆きたくなるときがあります。

 

でもね、そんなとき、ちょっとだけ見方を変えてみるんです。

 

なんでもかんでも反対してくる人がいたとします。

そんなときは、こんなふうに考えてみる。

 

この人のおかげで、僕は成長できるのかもしれない!

 

この企画はもっとよくなるのかもしれない!

ここから学べることはなんだろう?

 

 

そうやって見ていくと、困難な状況でも心が途切れることはありません。

そして、どんな困難な状況でも前向きにがんばっていると、応援してくれる人が増えていくのです。

 

見方を変えると味方は増えるんですね。

いや、むしろ味方しかいなくなるんです。

 

敵をつくれば、周囲には敵か味方かの2種類になります。

でもね、敵をつくらなければ、周囲は味方の1種類です。

 

「足を引っ張られている」と感じたら、それすら自分を成長させてくれる「応援」だと思ってみる。

 

ペットボトルに半分だけ残された水を見て、「もう半分しかない」と思うのか。

それとも、「まだ半分もある」と思うのか。

 

すべてはものの見方次第。

ものの見方が変われば、すべてはハッピーな方向に動き出します。

 

ってことはつまり、今の状況を引き起こしているのは、自分なのかもしれませんよ。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 見方を変えれば、みんな素敵な応援者

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。