職員室でだれかの仕事に不平不満を言いたくなったら
不平不満があなたの価値を下げてしまう
「あの人がイヤ」
「この人はダメ」
その気持ちはよくわかります。
僕より高い給料をもらっているクセに
全然働いていないじゃないか。
僕はそんなことをすぐに口にしてしまう一人でした。
で、そういうことを口にして、
なにか改善されたかというと、
なにも改善されませんでした。
不平不満を口にしても、
エネルギーの無駄遣い。
そして、
僕が心にブロックをつくると、
相手も僕に対して、心のブロックをつくってしまいます。
『働き蜂の法則』
こんな話を聞いたことはありませんか。
一つの組織には、
「よく働く蜂」が20%
「普通の蜂」が60%
「働かない蜂」が20%
になるそうです。
さらに!
「よく働く蜂」だけを集めても、自然と
「よく働く蜂」が20%
「普通の蜂」が60%
「働かない蜂」が20%
になるそうです。
つまり、そこにイライラしても仕方がないんです。
それが世の中の摂理だから。
イライラするだけ無駄なんです。
職員室だって「みんな違ってみんないい」
若い教員から年配の教員までさまざまな教師がいます。
体力の差、
経験の差、
年齢の差、
男女の差、
立場の差。
いろいろな差があって当然です。
自分と同じようにだれでもできる
という想いは手放すことです。
自分にできて、
相手ができないとき、
不平不満がたまります。
相手にできて、
自分にできないこともあることに、
気がつかずに。
たとえばね、
その先生が授業に行ってくれなかったら、
あなたのクリエイティブな時間はもっと少なくなります。
いてくれるだけでもありがたい。
いつもだれかに支えられて、
自分の仕事は成り立っている。
そんな感謝のエネルギーが、『ハッピーな先生』には必要です。
ハッピーな先生になるためのステップ
不平不満を口にして損をするのは「自分」だと知る。