中学生としての提出物の出し方


中学生としての提出物の出し方

今、ワークスペースでみなさんの提出物の点検を行っています。

中学生として、提出物はどのように出すべきでしょうか。

 

まず、不備のないように自分で点検すること。

そして期日までに出すこと。

できれば、前日までに提出しておくと、万が一不備があっても直すことができますね。

 

忘れ物をした人に注意をすると、こんな言い訳をする人がいます。

「準備したんですけど、急いでいて家に忘れてきました」

「お母さんがハンコをくれなかったんです」

 

学期末に通知表が渡されます。

A先生が

「ごめんね~。うっかりしてて忘れちゃったよ~。2学期に渡すね」

とか、

B先生が

「校長先生がハンコを押してくれなかったから、今日は渡せません!悪いのは校長先生です」

などと言って許されるでしょうか。

 

許されませんよね。

そんな言い訳は、社会では通用しないのです。

 

中学校は「大人になるための学校」です。

当たり前のことを当たり前にできる、そういうことが一番信頼されます。

提出物は不備のないように点検をし、きちんと期日までに出しましょう。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。