「愛される人」になろう


「愛される人」になろう

人間には得意なこと、不得意なことが必ずあります。

私の場合は次から次へとアイデアを生み出すことは得意ですが、書類をファイルしたり、整理整頓したりすることが大の苦手です。

生まれてこの方、ずっと苦手なのですから仕方がありません。

 

だから、机の中が乱雑になっている人をみると上手に注意することができません。

自分ができないことを注意するのは、とても恥ずかしいですからね。

 

さて、あなたにも得意なこと、不得意なことはあるはずです。

人はどうしても、できない部分に焦点を当て、 「できないことをできるようにすること」を大切にします

 

ですが、私は不得意なことは、それが得意な人に助けてもらうのが、一番よいと考えています。

その代わり、自分の得意なことで周りの人を助けてあげればいいのではないでしょうか。

 

そのわかりやすい例が、漫画『ONE PEACE』の主人公モンキーDルフィーです。

彼は、船の操舵も、 海図を見ることもできません。

剣は振るえませんし、料理もできません。

医療技術もない。学問には疎く楽器も演奏できない。

船の修理もできませんし、もちろんウソもつけません。

 

けれど、彼は愛されることの天才です。

仲間に助けてもらうという才能に恵まれています。

 

「愛される人」は周りの人に助けてもらうことができる人です。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。