ブレない自分基準のつくり方
志望動機を覚えていますか?
あなたはなぜ先生という職業を選びましたか?
公務員だから?
給料が安定しているから?
正直言ってそんな人、いるとは思えません。
だって、離脱率、心を病んでしまう率を考えたら、全然『安定』しているとは思えないからです。
このご時世に、お金のためにこの仕事を選ぶ人がいるとは思えません。
それに、ものすごいブ◯ック企業ですよ…。
で、話を戻しますが、あなたはどうして先生という職業を選びましたか?
この問いは、とても大切な問いかけです。
教員採用試験を受けたときの志望動機を覚えていますか?
これから教員採用試験を受ける皆さんは、もう一度志望動機を見つめてください。
これまでの人生があなたに基準をつくる
僕は、学校の先生が大嫌いでした。
すぐ殴る!
すぐ感情的になる!
器のちっちゃい大人ばかりを見てきました。
体罰が当たり前の時代でしたからね。
学校はこんなにおもしろい場所なのに、この大人たちは学校をむちゃくちゃつまらなくしている!
そう思っていました。
それで、『学校の先生』という職業を選びました。
僕にあったのは、「学校をおもしろくしたい!」
ただ、それだけでした。
子どもたちに「学校が楽しい!」って言わせたい。
それだけでした。
ですから、僕の自分基準は、子どもたちが「学校が楽しい!」って言えるか、どうか。
それが基準でした。
これをやったら楽しいかな?
とってもシンプルな基準でした。
あなたの中に眠る基準を掘り起こす
自分の中にある一番大切にしたいことを棚卸ししてみてください。
一番子どもたちに届けたいものを棚卸ししてみてください。
あなたが人生で一番大切にしていることはなんですか?
大切にしているマインド。
それを、あなたは子どもたちに伝えるために、先生になってのではないですか?
授業も学級経営も特別活動も全部。
あなたの中から生まれるものでできるいる。
きっと、そこにはあなただけのマインドが眠っているはずです。
あなたが人生で一番大切にしていることはなんですか?
そうやって、自分に問いかける。
すると、あなたの中に眠る「自分基準」が見えてくるはずです。
もちろん、その自分基準は年々変化してきています。
ブレないけれど、進化していく。
それが自分基準です。
子どもたちが「学校が楽しい!」って言えるか、どうか。
この基準は15年経って、「目の前の子どもたちがハッピーかどうか」に進化しました。
その自分基準をどう扱うのか。
また、お伝えします。
ハッピーな先生になるためのステップ
自分基準は、人生を棚卸しすることから始まる