ブレない自分基準のつくり方

7つの習慣

志望動機を覚えていますか?

あなたはなぜ先生という職業を選びましたか?

 

公務員だから?

給料が安定しているから?

正直言ってそんな人、いるとは思えません。

だって、離脱率、心を病んでしまう率を考えたら、全然『安定』しているとは思えないからです。

このご時世に、お金のためにこの仕事を選ぶ人がいるとは思えません。

 

それに、ものすごいブ◯ック企業ですよ…。

 

で、話を戻しますが、あなたはどうして先生という職業を選びましたか?

この問いは、とても大切な問いかけです。

教員採用試験を受けたときの志望動機を覚えていますか?

これから教員採用試験を受ける皆さんは、もう一度志望動機を見つめてください。

 

これまでの人生があなたに基準をつくる

僕は、学校の先生が大嫌いでした。

すぐ殴る!

すぐ感情的になる!

器のちっちゃい大人ばかりを見てきました。

体罰が当たり前の時代でしたからね。

 

学校はこんなにおもしろい場所なのに、この大人たちは学校をむちゃくちゃつまらなくしている!

そう思っていました。

それで、『学校の先生』という職業を選びました。

僕にあったのは、「学校をおもしろくしたい!」

ただ、それだけでした。

 

子どもたちに「学校が楽しい!」って言わせたい。

それだけでした。

 

ですから、僕の自分基準は、子どもたちが「学校が楽しい!」って言えるか、どうか。

それが基準でした。

これをやったら楽しいかな?

とってもシンプルな基準でした。

 

あなたの中に眠る基準を掘り起こす

自分の中にある一番大切にしたいことを棚卸ししてみてください。

一番子どもたちに届けたいものを棚卸ししてみてください。

 

あなたが人生で一番大切にしていることはなんですか?

大切にしているマインド。

それを、あなたは子どもたちに伝えるために、先生になってのではないですか?

 

授業も学級経営も特別活動も全部。

あなたの中から生まれるものでできるいる。

きっと、そこにはあなただけのマインドが眠っているはずです。

 

あなたが人生で一番大切にしていることはなんですか?

 

そうやって、自分に問いかける。

すると、あなたの中に眠る「自分基準」が見えてくるはずです。

 

もちろん、その自分基準は年々変化してきています。

ブレないけれど、進化していく。

それが自分基準です。

 

子どもたちが「学校が楽しい!」って言えるか、どうか。

この基準は15年経って、「目の前の子どもたちがハッピーかどうか」に進化しました。

 

 

その自分基準をどう扱うのか。

また、お伝えします。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 自分基準は、人生を棚卸しすることから始まる

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。