第2の習慣 ◯◯と向き合う
人間は、感情の生き物
好きな女の子の言動は、何をしたってかわいく見えるのに、一度恋が冷めてしまうと、何をしてても腹が立つ。
そんな経験はありませんか。
同じ言葉でも、話す相手に対する気持ちや自分の感情次第で受け取り方は変わります。
褒められたと感じることもあれば、嫌味?と感じることもあります。
僕らは、感情に振り回されやすいということを知っておくだけで、ずいぶん楽になります。
三角関係にご用心
以前、こんなことが起こりました。
とっても優しくて、とっても男子にモテる女の子がいました。だれにでも優しいから、みんな好きになってしまう。そんな女の子です。
それでね、その子を争って二人の男の子が喧嘩になってしまったんです。女の子はそんなこと知りませんでした。
部活動の部室で先輩の男の子が後輩の男の子に暴力を振るってしまったんです。当然、男の子の指導に入るわけです。
で、話を聞いていくと、その女の子がどっちつかずな態度なのにも原因があるって話になって…。その女の子も指導しようって話になったんです。
そんなのユルセナイ!って空気、これは怖い。
「いやいや、それは違うでしょ?」
僕はビックリしてツッコミました。かわいい子だから、かばったんじゃないですよ。
事実はなに?
先輩が後輩を殴ったってだけなんです。「女の子がユルセナイ!」ってのは感情の問題ですよね。
僕らは出来事を見るとき、必ずそれぞれの解釈を加えて物事を見てしまいます。事実をありのままに見るのって、実はとっても難しいんです。ただ見るだけ。これほど難しいことはありません。
事実は、先輩が後輩を殴った!
それなのに、「原因は何?」
「あの子が、どっちつかずだからでしょ?」
「気にいらないわ」
って見方をしてしまう。
出来事を認識するとき、僕らは自分の見たいように見てしまうところがあります。
第2の習慣 ◯◯と向き合う
たとえば、よく忘れ物をしてくる子がいます。
「また忘れてきたの?」
(この子はよく忘れ物をしてくるわね)
この言葉には、先生の解釈が加えられています。「よく」は解釈。
この感じ方は人によって変わります。週に何回からが「よく」なのか、ハッキリしません。
こんなこと一つとっても、僕らは自分に都合よく物事を理解していきます。
感情があるのだから仕方がありません。嫌いな人の発言は、なんだか間違っている気がしてきます。好きな人の発言は、なんかおかしなこと言ってるな~と思って、正しいような気がしてきます。
感情って恐ろしいです。
だから、「子どもたちに愛され、保護者に応援される先生になるための第2の習慣。
それは「感情と向き合う習慣」をつけることです。
ハッピーな先生になるためのステップ
感情に振り回されるからこそ、いつだって感情に向き合っておく
ハッピーな先生になるための7つの習慣
第1の習慣 ブレない自分基準をもつ
第2の習慣 感情と向き合う
第3の習慣 ◯◯◯をつくって、子どもに手放す
第4の習慣 教室に◯◯◯◯を循環させる
第5の習慣 ◯◯◯もらえることを常に考える
第6の習慣 出会う人すべてを◯◯する
第7の習慣 圧倒的に◯◯