「ほめる」より「認める」が子どもを強くする
プロセスを認めて、強い子を育てる
「ほめて伸ばす」とよく言うけれど、「ほめる」よりもっと伸ばす方法をお伝えします。
僕は「ほめること」すら手放して、もっと子どもたちを伸ばしたいと考えています。
「ほめる」という行動を手放してみる。
「できたこと」を「ほめる」と、できないときは辛い。
できない子は、もっと辛い。
「ほめること」がないな〜、なんて思われたら、もっともっと辛い。
子どもも苦しい。
先生も苦しい。
そんなことは、さっさと手放してしまえばいいのです。
「ほめる」に隠されたマインドに子どもたちは気づいている
「ほめる」という言葉には、どこか「上→下」という感じがします。
「ほめる」という言葉には、相手はコントロールしていこうというマインドが見え隠れします。
ほめることによって、自分の意図する方向に促そうとする。
そんなマインドを子どもたちは敏感に感じ取ります。
だから、「ほめる」よりも「認める」がいい。
結果を「ほめる」のではなく、事実を「認める」。
それなら、とっても簡単です。
できても、できなくても、がんばったそのプロセスを認めてあげる。
がんばってる「あなた」を認めてあげる。
がんばってる「子ども」を認めてあげる。
できない自分を受け入れられたとき、子どもたちは勇気をもって挑戦していくことを覚えます。
転んでも転んでも立ち上がる、強い子に育ちます。
だから、「がんばってるね」って認めてあげる。
作品でも記述でも行動でも、「いいね」って言葉にする。
ニッコリ微笑むだけでもいい。
そうやって、認めてくれる大人の存在が、子どもを強くするのです。
「失敗したっていいじゃん!
がんばってる君が好きだよ」
「ハッピーな先生」は、子どもの人生に寄り添う先生です。
子どもに「人生に負けない強さ」を身につけさせる。
それも、大事なお志事です。
ハッピーな先生になるためのステップ
プロセスを認めて、挑戦する勇気をもった子どもを育てる