「理解する」より「つながり」づくり
わかってないのに、「わかっているよ」って言われたらさ〜
カウンセリグマインドをもって、子どもたちの話を聞きましょう!
傾聴が大切だよ!
って言葉じゃわかっているけれど、実践するのってなかなか難しいですよね。
本当に大切なのは、先生と児童生徒がしっかりとした「つながり」を創造すること。
「あなたの気持ち、わかるわ〜」と言って、一生懸命子どもの心に踏み込んでいくことは傾聴でもなんでもありません。
「ほら、悲しかったよね。
うん、孤独だったよね。
わかる、わかるよ。
先生ね、あなたの気持ちが痛いほどわかるの!
でもね…」
気づいていますか?
あなたは何もわかっていなことに。
わかったつもりになると、口数は増えていきます。
でもね、ちゃんと深いところでつながると、先生と児童生徒の間に言葉は必要なくなるんです。
沈黙を味わえるようになるんです。
わかっていないから、土足で心に踏み込めるのです。
本当に大切なのは『つながり』です。
「この子、何考えてるんだろう?」って正解を探そうとする。
そんなこと、必要ないのになって思います。
「先生には、あなたがとても苦しんでいるように感じるよ」
「今、あなたが話している姿を見ていて、悲しい気持ちでいるように感じたんだ」
深い深い部分で、生徒とつながっていく。
「あなたを見ているよ。
あなたの心は今、何を感じているの?」
そんなメッセージが伝わればいいんです。
子どもの気持ちを言い当てて、子どもを理解した思って満足するのは、自己満足です。
そうやって、自己満足の生徒指導をしていくと、子どもたちの心に土足で踏み込んでいくようなことになってしまうのです。
僕は、NVC(Nonviolent Communication=非暴力コミュニケーション)を学びながら、子どもたちとの『つながり』を創造することを目指しています。
ハッピーな先生になるためのステップ
子どもたちの感情に寄り添うことで、つながりを創造していく