周囲から「いいね」って言われたいことは何ですか?

いいね 受け止め方

「正しい」「正しくない」時代の光景

研究発表を聴きに行くと、必ずこんな質疑応答に出くわしました。

「その実践の評価はどうするの?」

「なんでその教材なの?」

「なんで?」「なんで?」の応酬。議論なのか非難なのかわからない、そんなやり取りをたくさん見てきました。

僕もそれに加わっている一人でした。

 

どちらが正しいのか。

それを議論する。

意見を戦わせる。

その結果、互いに傷つき焼け野原だけが残る。

そんな会議をよく見かけました。

 

戦場で戦い、机上で戦い、そして…

「僕はこう思うよ!」

「いや、それは間違ってる。俺はこう思う」

「いやいや、お前はおかしいよ。私ならこうだ」

 

そんな不毛なやり取り。

これが正しいか正しくないかの時代です。

 

強いか弱いかの時代であれば、武器を取って表に出て戦ったのでしょうね。

正しいか正しくないかの時代に入り、戦場を机上に移して議論を戦わせるようになったのです。

 

ワクワクすることを信じる時代

一方、これからはワクワクするかしないかの時代です。

「僕はこう思うよ!」
 
「いいね、そうなんだね。俺はこう思うよ」
 
「いいね、そうなんだね。私はこうだよ」

 

それでいいのです。そういう時代になったのですから。

周囲の言葉を「いいね」で受け止めたい。戦わなくていいんだよ。

自分が許されたいからこそ、人のことも許せるといい!

 

二人は違う人間だから、一緒にいられるの♪

 

すべての先生がワクワクすることを大切にできたらさ、全部の教室がハッピーな教室になるのにな。

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

 周囲から「いいね」って言われたいことは何ですか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。