素敵な学級を育てるために、何にフォーカスしますか?

学級経営 フォーカス

人より優れている必要なんてないんだよ。

これまでの時代はね、「正しいか正しくないか」の時代でした。

それはね、人より優れていることが喜びの時代でした。

 

「友だちより優れたことがしたい」

逆に言えば、「友だちが自分より劣っているとうれしい」って感覚。

敵愾心、悪い意味でのライバル心。

 

大人もそうなの。

年収がどうとか、結婚しないのか?とか、他人のあれこれを詮索したがる人がいる。

それって、何のために尋ねるのだろう?

人が幸せだと不安になる。

人が自分より不幸せ(そうに見える)だと安心する。

 

「正しいか、正しくないか」の時代に生きている人は、今、本当に苦しいと思う。

 

人と人との間にいるから人間なのにね。

 

比べないためにフォーカスするもの

幸せになる方法を知っていますか?

幸せって探すものじゃないんだそうです。

気づくものなんだそうです。

 

自分は、もう幸せなんだってことに気がつくだけでいいんです。

認知の仕方の問題なんです。

気づく方法は、とっても簡単だよ。

自分が持っているものにフォーカスをすればいいんです。

 

自分に足りないもの、欠けてるものばかり探しちゃダメなの。

「何が足りないか」にフォーカスすれば、人と比べることになります。

だから、苦しくなるんです。

 

そうじゃないの。

 

あなたがもうすでに持っているもの。これにフォーカスするの。

 

他人の幸せを自分のことのように喜べる人

自分を満たせている人はね、他人の幸せを自分のことのように喜べる人なの。

「ワクワクするか、しないか」の時代に生きてる人はね、もうすでに満たされてる。

「みんな違ってみんないい」の時代に生きてる人はね、比べたりしないの。

 

そんな子どもたちに育てたいと思う。

そして、そんな先生でありたいと思う。

 

そうやって生きたら、生きやすいんだよね。

満たされてる先生と生徒が暮らす教室は、空気がいいんだよね。

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

 素敵な学級を育てるために、何にフォーカスしますか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。