学級担任が最初にやることは◯◯◯設定

学級担任 春休み やっておく

どんな姿になっていたら、教室はハッピーですか?

「学級経営 やっておくこと」

「4月 やっておくこと」

という検索ワードで、『ハッピーな先生のハッピーな教室』にいらっしゃる方が増えています。

 

学級をスタートする準備をする前にすべきことがあります。

それを、「◯◯◯設定」です。

 

4月のはじめに学級経営案をつくりますよね。

「今年はどんな学級をつくろうかな?」

そんなイメージを膨らませます。

 

学級経営案では、聞こえのいいフレーズが並びます。

「思いやりのあるクラス」

「前向きなクラス」などなど。

「ところで、それって、つまり、どういう姿ですか?」って尋ねると、曖昧な返事が聞こえてきます。

 

目指す姿を具体的に言えるってことが大事なんですね。

これは、カーナビの目的地のようなものです。

目的地もないのにスタートしたらどうでしょう。

 

目的地があるから、準備ができる

海に行くなら海の格好。

山に行くなら山の格好。

海水浴の格好をして登山に行く人はいません。

 

準備を進める前に、目的地を決めなきゃね。

そう。

すべての準備をスタートする前にやっておくこと。

あなたが学級担任をやらせていただくことに決まったらやること。

それは「目的地設定」です。

 

そこに描かれたゴールライン。

そのゴールラインは、具体的にどんな姿が見られたら到達できたって言えるのかな?

そこが大切なんですね。

 

おそらく、企業なら数値目標みたいなの、ありますよね。

その数値を出すために、どんな取り組みをしていくかを考えます。

 

でも、学級経営ってのは、数値じゃ出せないから。

子どもたちの姿を具体的に描いておく必要があるわけです。

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

 どんな姿になっていたら、教室はハッピーですか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。