子どもが話をしたくない大人とは…

ジャッジしないで受け止めて
大人には、
「こうでなければならない」
という既成概念に合わせた
「正解」が存在します。
長く人生を生きてきた分、
体にこべりついた体脂肪のように、
こってり覆った常識ってやつです。
ですから、
大人が子どもと話をするとき、
この常識が
どうも邪魔をしてしまうようなのです。
大人が子どもと話すとき、
そこには期待する答えがあって、
その答えであるかどうかを
ジャッジします。
それでね、
自分が期待する答えでないときには、
「それはよくないのでは?」
とジャッジし、
アドバイスを送ります。
アドバイスをする本人は
それを『愛』だと思ってるの。
でもね、
子どもの目には
そうは映らないのですね。
話したくなる人になろう
もしも、
子どもたちが
心を開いて話をしてくれない
のだとしたら、それは
聴き方の問題ではなく、
人間関係の問題なのかもしれません。
「話したくない相手」に
なっているのかもしれません。
だって、
いちいちジャッジされたら、
ウザくない?
話を聞かれて、
そのたびに、
「それは違う」だとか
「もっとこうしたらいい」だとか、
言われたら、
ウザくない?
そりゃ、話したくないよ。
大人だってそう。
そんな相手とは話したくないはず。
一緒に飲みに行きたくなんてないでしょ。
思春期は、待ってあげるのも愛
無理して「あれこれ」尋ねるよりも、
少しだけ待ってあげるのがいい。
大人にも、
子どもにも、
そのぐらいがちょうどいいの。
子どもたちはね、
話したいことがあれば寄ってきます。
もしくは、
話したい空気感を出します。
それを敏感に感じ取ってあげればいい。
そんなときは、
ゆっくり話を聴きます。
つまり、
相手が話をしたいときに、
思う存分聴くのですね。
こちらが聴きたいときに
聴くのではありません。
この子が話したいときに聴く。
思春期になればね、
話したい相手を自分で選びます。
話すタイミングも、
自分で選びます。
それは寂しいことではないんです。
ちゃんと成長している証なのですよ。
大切なことは、
いつでも受け止められる準備をしておくことなんです。
ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん
子どもの言葉を受け止めるために準備することは何ですか?
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