先生ってのはさ、覚悟のいる志事なのだよ。

いじめ 担任

小学校の先生からいただいたメッセージ

いじめの問題がおこると正直
「厄介な問題が起こったなぁ」
自分のクラスと違ってよかった」
と思います。

で、今まで自分はどうしてきたかというと、加害者には被害者の気持ちを分からせ、加害者が被害者に謝らせてきました。
そして、双方の保護者に連絡して一件落着としてきましたが、それで解決したか否かは正直分かりません。

実際、加害者の保護者が被害者のおうちへ謝りに行った後でも、いじめが続いたことがありました。

そんな現実を目の当たりにすると
「またかぁ、何でわかってくれないんだろう。やっぱりわかってくれなかったか」
と思ってしまいます。

 

いじめが起きる時は何となく、担任といじめてしまう子どもとの関係がぎくしゃくしているときだと思っています。

あまり信じたくはないですけど、教師の「また、こいつか。何でこの子はそんなきつい言葉を言うのだろう。何でこの子はそういうことをするのだろう」といった、その子どもへの不信感が目にはみえないけど伝わっている気がします。

その教師への不満がいじめという形に、全部が全部ではないと思いますが現れていると思います。

だから、自分は、一日にクラス全員の子どもと話すことを心がけています。

やっぱり「この子は・・」と思う子どもとはしゃべりたくない時はありますが、今はしゃべるようにしています。

小3だからできて、それが高学年・中学生でできるかというと正直、今の自分では不安ですが、でもそうしない限り教室の空気は悪くなるばかりだと思います。

そして、「違い」は「間違い」ではなくて「個性」は忘れてはいけないと思いました。

 

 

先生、覚悟はありますか?

こんなことがありました。

「そろそろ席替えをしたいね」ということが子どもたちの間で話題になりました。

ところがその日、僕は不在。

「明日先生が来たら相談しよう」ということになったのだそうです。

 

迎えた翌朝。

それを提案したのは、クラスでちょっと浮き気味の子でした。

勇気を出して手を挙げたのでしょう。

 

「昨日話題になった席替えは…」

 

そう言いかけた瞬間、周囲の子たちがわ〜っとしゃべり出しました。

「そんなの、もうよくない?」

「いいよいいよ、別に」

 

この子の言葉を遮るように、一斉に反論し出したのです。

僕がそのとき感じた教室の空気。

とって攻撃的で、とっても不穏で、とってもダークでした。

 

「なあなあ。自分ら昨日の時点で、その話題になったとき、何も言わんかったんだろ?

むしろ、やろうって感じだったから、今日相談するわけだろ?

で、今日は何?

なんで、そんな攻撃的な言い方すんの?

◯◯が切り出したことに引っかかっただけだろ?

 

なんか、俺はそういうの、気に入らないね。

今感じた教室の空気感、気に入らないね。

 

小ちゃいわ、なんか。

それを良しとする空気もさ。

なあ、この空気さ、心地よくないぜ」

 

僕はいつも魂で志事をしている。

忘れ物をしようが、暴れようが、唾を吐きかけられようが、大して腹も立たない僕だけど。

教室でだれかを傷つけることがあったときだけは勝負をかける。

ここはゆずれないなって思うのです。

 

保護者から苦情が来ようが関係ないね。

教室でだれかを傷つけようとしたときだけは、ゆずらない。

それはね、もう本気だから。

被害者だけじゃないよ。

加害者のことも、僕は愛してるの。

全員愛してるの。

だから、そこはゆずれないの。

他人のこと、平気で傷つけられる大人になってほしくないもん。

傷つけるのも傷つけられるのも悲しいじゃない?

 

いじめだと感じた瞬間が、チャンスなんだ。

その一瞬を見逃したら、ピンチなんだ。

もうね、ここは感性。

 

40人も一つの教室で暮らしていたら、いじめの一つ、嫌がらせの一つ、人間関係のすれ違いの一つぐらい、いつだって起きる。

大人の世界でもあるんだよ。

まして、子どもの世界だもん。

あるに決まってるじゃない?

 

僕は保護者会で「クラスにいじめはありますか?」と聞かれたら、こう答えています。

「今、僕の見える範囲では起こっていません。
 けれど、僕には見えていないだけで辛い想いをしている子もいるかもしれません。
 それを見逃さない高いアンテナを持っていたいと思います。
 そして、いじめが起こったならば、お母さん方がなんと言おうと、僕は許しません」

 

結局、覚悟を決めて腹を括れるかなんだと思います。

うまくやろうと思うとうまくいかないんです。

小手先でなんとかしようとするとうまくいかないんです。

 

結局最後は覚悟なの。

うん!志事は魂でやるものなんです。

 

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

覚悟を決めて、やっていることは何ですか?

 

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くればやし ひろあき

公立中学校で16年間3000人以上の子どもたちと出会ってきた思春期の子どもの専門家としてメルマガ配信。当初、学校の先生に向けて発信したが、先生たちには見向きもされず。なぜかお母さんたちの心を掴んでしまい、北は北海道から南は沖縄まで全国各地に呼ばれるようになる。個人セッションをスタートすると、お母さんたちで行列ができる。
気がつけば、幼保小のPTAや高校生、なぜかシルバー人材センターまで、いろんなところに呼ばれる講演家に。
「お母さんとお母さんをつなぐ」をコンセプトに『子育て万博』を主催。妻とともにお母さんコミュニティー『プレシャス』を主宰し、名古屋にてお母さんのための寺子屋『ラブリー』を開校。
また、STRインストラクターとして年間350名が入門講座を受講。その上位講座である門下生養成プログラムは全国16都道府県から参加し、3日で満員御礼となる。
365日、子育てからパートナーシップまで、人妻たちの悩みに寄り添う生活を続けている。
妻と3人の子どもの5人家族。1978年生まれ。出身地名古屋。