大きな課題には、「チーム学校」で向き合う
いじめについて、メッセージをいただきました
いじめが起こっていると聞くと、
でも、
その都度「またかぁ~」
加害者の方は面白がっていじめているようで、しかも「
そして、
というよりかその考えに従わざるを得なくなってしまいます。
でも、
そこまで分かっているけど自分は指導できていません。
一人になる、
いじめの問題に直面するとやはり加害者と被害者にフォーカスして
そして、周りは「知らないよ。気付いていない。
ひょっとしたら、
ある男の子への男女問わず暴言、
岩手県の矢巾町で起こったのと同じようなことが教室でも起こりま
でも、子どもたちは「腹立つでやってしまう。」といったことをよく言いました。
ただ、「
でも、その時の自分は、
当然、
続きました。
「あの子どもたち最後の1年間の6年生のとき、
自分自身にも「何とかする」
もっとクラス全体で解決していく術を考えて問題にぶつかっていっ
「チーム学校」で課題と向き合う
世界最大の日本人学校で生徒指導部長をさせていただきました。
小1から中3まで1500人の大所帯です。
そこで感じたのは、中学校と小学校の文化の違いでした。
中学校って、生徒指導主事さんとか生徒指導部長とか生徒指導の中心になる人がいましてね、さらに各学年に生徒指導担当がおりまして、わりと情報がスムーズなんですね。
自分の教室以外にも授業に行くので、いろんなところに目が届くわけです。
でも、小学校はなかなかその部分がうまくいかないで苦労しました。
生徒指導の情報をまとめているのが、生活指導の先生なのか、教務の先生なのか、ちょっと曖昧だったりもして。
でね、
いろんな工夫をしまして、情報伝達がスムーズに行くようにしましたし、大きな案件はちゃんと学校全体で取り組んでいく体制を2年間で作りました。
でもね、最初は本当にうまくいかなかった。
気持ちがスレ違うこと、たくさんありました。
そしたら、あるベテランの先生が教えてくださったんですね。
「小学校ってさ、慣れてないんだよ、そういうの。
全部自分で抱え込んでしまう。
どこまでが自分の裁量で、どこからが周囲の助けを借りるかってのが難しいからさ」
学級王国よりもチーム学校!
学級王国になりやすい、というお話をよく耳にします。
王国をつくれてしまう先生は、まだいいんでしょうね。
苦しいのは、王国をつくれない先生たち。
「助けて」って言えない。
「教えて」って言えない。
「苦しい」って言えない。
そんな状況があるのかもしれませんね。
でもね…
それで一番悲しい思いをするのはだれですか?
そうです!
子どもたちです。
力のある先生ばかりじゃない。
大学出たら、ポンと教室に入れられて「先生」と呼ばれる。
助けてもらえるのは最初のうちだけ。
そこで力をつけられなかったら、本当に大変。
で、力をつけてこられなかった先生って意外なほど多い。
なにせ、そんなメッセージがいっぱい届きますから。
「こんな先生がいるんです!💢」みたいな。
だからこそ、チームで課題と向き合う体制をつくることって本当に大事。
そういう意味では、学校でリーダーたるべき人が、本当の意味でリーダーシップを発揮できることが必要なんだろうと思います。
で、本当の意味でのリーダーがいるだろうか?
本当の意味でのリーダーを育てているだろうか?
…という新たな課題が見つかるわけで。
学校もなかなか大変です。
ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん
チーム学校をつくるために、どんなことができますか?