芽が出ない子に何をしてあげますか?
みんなで植えたアサガオの種。
一人一鉢。
ところが、
ある子の鉢だけ芽が出てこない。
みんなと同じように
水やりをしているのに
芽が出てこない。
そんなことが
ままあります。
そんなとき、
僕らは迷います。
発達段階にもよるでしょう。
「芽が出ないこともある」
という学びにする。
だれかが、
「私の芽を譲ろうか」
と言ってくれる。
そんな展開なら素敵だけれど、
現実にはそんなに簡単にいかないわけで。
そっと、
別に育てておいた芽を
植え替えてあげる。
「ほら、芽が出たね」
ってやってしまう。
それがいいのか
悪いのか。
僕にはわからない。
きっとこういうことには
答えがなくて
クラスの状態やその子自身のパーソナリティや、
それから先生自身の在り方や、
もういろんな要素があってね。
だから、
あらゆる答えが正解で
あらゆる答えが不正解だったりする。
こういうことって、
結果論でしか
語られなかったりするわけで。
だから、
僕らは迷うのだ。
結局、
どんな結果でも受け入れる腹が決めることなんです。
覚悟が決まったならば、
全部正解ということになるんだろうな。
子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉
芽が出ないことはどんなチャンスですか?