ドリームキラーに感謝してみるの♪

夢 反対される

「絶対やめたほうがいいって!

「そんなのよくないよ!」

 

隣の女子学生、2人がうるさい。

太鳳似の女の子がコンパニオンのバイトを始めたらしい。

で、黒沢さん似の女の子が身を乗り出して尋ねるのだ。

 

「だって、コンパニオンなんてダメよ。絶対ダメ!ねえ、いくらもらえるの?」

 

「時給だと◯◯円かな」

 

「え〜っ!そんなに!よくないよ、絶対よくない。そういうお金はよくないよ。来るの、おじさんばっかでしょ?」

 

「そんなことないよ。若い社長さんが多いかな」

 

「うそ!そういうのっておじさんばっかに決まってるじゃん!」

 

「いや…、みんないい人ばかりだし…」

 

「でも、触られたりするんでしょ?おじさんに触られたりするんでしょ?」

 

「いや、隣に座ってお酒飲んで、話を聞いてるだけだよ」

 

「やだ!そんなのよくないって。むしろキャバクラにしなよ」

 

「えっ?なんでキャバクラなの?」

 

「やだ!だってそんなのよくないじゃん。友達としてどうかと思うのね」

 

「もしよかったら、一緒にやってみる」

 

「え〜っ!ヤダよ、ヤダ。でも、あんたがどういう接客してるのかは興味あるかな」

 

「じゃあ、今度行く?」

 

「え〜っ!無理、無理。やりたいとかじゃないからね。興味があるだけ」

 

 

もう、笑いをこらえるのに、必死でした。

 

あなたが何かを始めようとする。

新しいことにチャレンジしようとする。

すると、関係が近い人間ほど、あなたの足を引っ張り出す。

 

これはもう、そういう風にできているの。

世の中は、そうやって設計されているわけさ。

 

 

「起業したい。

 自分の名前で世の中に打って出たい。」

そういうことを口にすると、一斉にアドバイスされる。

 

「そんなの無理だ」

 

「やめておけ」

 

「公務員辞めるなんてもったいない」

 

「ビジネス、知らないでしょ?」

 

ありがたいことよね。

心配してくれて、どうもありがとう。

 

だけど、そんな言葉に耳を傾ける必要などない。

 

何かを始めようとする。

それは、ちょっとドキドキする。

怖いよね、怖い!

 

でも、やりたいんでしょ?

だから、怖いんだよ。

やりたいから怖いんだ。

 

でもさ。

 

でもさ。

 

命は一つしかないわけね。

アンコールはないの。

「今」は「今」しかないわけさ。

 

「できるか、できないか」

そんなことは問題じゃない。

人生は「やるか、やらないか」

ただ、それだけ。

 

あなたの足を引っ張る声。

その声は、あなたを試してるわけさ?

 

神様からのお試し。

 

「お前、それ本気やりたいのか?

 やりたいなら、オイラ、応援するよ」

 

っていう神様からのメッセージ。

だから、そんな声は「ありがとう」って受け止めよう。

 

ハッピーな先生の夢を叶える教室

あなたの行動を妨げる存在に「ありがとう」

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。