人生を創造的に生きるためにしておきたいこと
世の中は「べき」にあふれている
学校には行くべき。
会社には通うべき。
結婚はするべき。
子どもは産むべき。
「べき」「べき」「べき」にあふれてるんだな。
で、その「べき」に反すると、攻撃される。
どうして価値観を押し付けてくるんだろう。
自分にとって価値あることが、だれかにとっても価値あることとは限らないんだ。
みんなが「べき」の世界で生きてるうちは、「いじめ」なんてなくならないんだ。
異なる価値観を受け入れる土壌が必要なんだ。
どちらが間違っているなんてことはないんだからさ。
生きたい生き方を選べばいい。
会社に勤めている方が安心、という人がいる。
その人は、それでいい。
僕は、ドキドキしたいのだ。
ハラハラしたいのだ。
ワクワクしたいのだ。
ただ、それだけ。
だから、辞める。
公務員としてお仕えして16年。
公務員を辞めた。
それを「おかしい」という人がいる。
それを「間違っている」という人がいる。
価値観は人それぞれだから。
あなたの価値観をぶつけないでほしい。
起業の準備をすること2年。
いよいよ船出のときなのです。
で、こんな話を書くと、「仕事が辛いから私も辞めて起業します」みたいなメールをよくいただきます。
あのね、勢いで辞めちゃダメだよ。
2年間、休まず休まず準備を進めてきたのです。
まず、準備が大事。
では、僕が行ってきたことを書きますね。
圧倒的に学ぶ
自己投資を怖れちゃダメ。
自分のためにお金を使おう。
とにかく勉強しました。
まず、読書。
費用対効果を考えたら、これ以上お得な投資はありません。
週に3冊ほど、ビジネス書を読みました。
マーケティングから会計学まで、あらゆるジャンルの本を読み漁りました。
経営者の自伝のようなものも、マインドを知るうえで大変勉強になりました。
それから、勉強会に参加しました。
「ブログの作り方」や「フェイスブックの活用法」といったビジネスの勉強会。
自己啓発的なセミナーにも多く参加しました。
心理学や仏教の勉強。
そして、『魔法の質問』や『まなゆい』など。
軽く◯◯◯万円ぐらいは自己投資しています。
とにかく学ぶことです。
学ばないと、話になりません。
学校の先生の世界は、超狭いです。
学校の先生の常識は世間の非常識なんていうでしょ?
本当にそれ、実感しています。
人とつながる
勉強会に参加する目的は2つあります。
一つは、もちろん勉強です。
で、もう一つは「人とのつながり」です。
最近つながりのある人なんて、自営業や経営者の方ばかり。
「従業員」の人たちに「起業する」って話をするんです。
全員が必ずと言っていいほど心配してくれます。
「大丈夫なの?」
「やめておいた方がいいよ」
一斉に不安を煽ってくださいます。
そんなに心配なら、仕事の一つも持ってきてくれるとか、素敵な人脈を紹介してくれるとか、してくれたって良さそうなものを…、なんて思ったりもするんだけど。
おもしろいもので、すでに「起業」されている方は違います。
「仕事やめます。起業します」と言うと、祝福してくれるんです。
そして、いろいろ教えてくれます。
僕ね、「領収書」とかもらったことないんです。
だって、もらったって意味ないし。
「これからは領収書、もらった方がいいですかね?」って尋ねたんですね。
「全部遡って準備のための経費になるんだから、かき集めなさい!」って。
知らんかった〜!
じゃあ、自己投資したものも、経費なの?
そもそも経費って何?って世界に生きてきましたからね…。
そんなわけで人とのつながりはとっても大事です。
というか、それがすべてです。
ファンをつくる
「お客様をつくる」のではなく「ファンをつくる」。
これが大事だと教えられました。
どんな状況でも助けてくれる。
そんな存在をつくりなさい、と教えられました。
そのためには、とにかく貢献することです。
毎日、メルマガやブログを書くのも、まだ見ぬ読者様に貢献するため。
読んでくださる方が、ハッピーになってくれたらいいな、という思いだけで毎日書いています。
そして、イベントの企画。
これも、「儲かる儲からない」よりも、参加してくださる方が「ハッピーか、ハッピーじゃないか」だけを考えてきました。
そうそう、今度ね、映画の上映会をしたいんです。
なぜか。
9月1日は、子どもたちが一番自殺が多い日。
僕はそれをなんとかしたい。
それでその前の週に映画の上映会ができないかな、と。
教育委員会の後援をいただければ、全小中高にチラシが配れます。
ソッコーでゴミ箱に行くようなチラシではなく、心を込めて読み物となるチラシを配りたい。
で、映画を観に来てくれた子どもたちに伝えたい。
「今日の感想を、君が発信できるメディアで発信してほしい」
ただ、それだけ。
小中高生がだれも読まないようなフェイスブックやらブログにさ、「自殺はダメ」なんて投稿しても意味ないじゃん。
そういうのは、子ども発信がいいと思うのね。
で、この資金調達をクラウドファンディングで行いたい。
そんなことを考えているのです。
この企画でさ、たった一人でいいんだ。
「死のう」と思ってたヤツが死ななかったら、それでいい。
命の価値なんてお金に換算できないじゃない?
そういうことがしたいの。
で、そういうことをやりたいんです!とコミュニティーに投げかける。
すると、「手伝います」って声をいただける。
それが勇気になるのです。
ブログを書き、メルマガを書く。
相談には快く答える。
「応援して」と言われれば精一杯応援する。
「手伝って」と言われれば精一杯手伝う。
そうやって、人とつながり、ファンをつくる。
そういうことを心がけてきました。
自分らしく生きるためのしつもん
1年間の時間があれば、どんな準備ができますか?