マジで、子どもの自殺を食い止めたいのだ!

映画上映会『うまれる』

常識の枠を取り払って考える

僕らの常識。

僕らの限界。

 

それらを作り出しているのは、これまでの経験なんですね。

 

「こうあるべき」

「こうでなければならない」

 

これらの恐れが、どうしても邪魔をします。

 

そして、「できない理由」ばかりが浮かんできます。

でもね、そういう「枠組み」を外して考えてみると、いろんなアイデアが浮かんでくるんですね。

 

映画の上映会がしたいのだ!

僕ね、映画の上映会がしたいんです。

 

知っていますか?

 

ある統計によれば、「9月1日」は子どもの自殺がもっとも多い日なんです。

人生はやりたいことをやるための遊び場。

なのにさ、子どもが自ら命を絶つなんて、本当に悲しいことです。

いや、悔しいことです。

 

だから、何かをしたいのです。

 

で、その前後になると、ブログやらフェイスブックやらに、「命を大切にしよう」的な投稿をよく見かけるんです。

でも、残念ながら、イマドキの中高生がですね、「おとな」の書いた投稿を読んでいるとは思えません。

つまり、どれだけ「良いこと」を書いたところで、届かないのです。

 

では、どんな発想をすれば、メッセージが届くのでしょうか。

 

 

ツールを最大限活用する。

それで、映画の上映会です。

ただ、映画の上映会ってブームなんですかね。

そこらじゅうで行われています。

 

 

う〜んとね…、やりたいのはそういうことではないのです。

宣伝してチケット売って映画の上映会をする。

それは、あまりにも「普通」です。

 

 

僕がしたいのは、子どもたちの命を救いたいのです。

良い映画を観せたいのではありません。

 

 

この違い、伝わるでしょうか?

早い話、映画の上映会をしたいのだけれど、お客さんはゼロでもいいのです。

シンプルに言うと、「子どもたち」に「命の大切さ」が伝われば、上映会自体はだれも見に来なかったとしてもいいのです。

 

 

映画はあくまでもツールです。

ちなみに、上映会をしたいのはこの映画です。

映画『生まれる』

 

 

それでね、クラウドファンディングがしたいんです。

支援金は一律5000円ぐらいで。

リターン商品は…「映画上映会の受付係ができる権利」とか「リターン商品を送るゆうパックの宛名が書ける権利」とかを考えています。

つまり、「みんなでやろうよ」という発想です。

 

キングコングの西野さんがですね、「クラウドファンディングは共犯者をつくる装置」ってお話をされていたと思うんですけど。

つまり、そういうことです。

クラウドファンディングは資金を集めるためにやるのではなく、仲間を募るためのツールにするんですね。

 

 

教育委員会に後援してもらおう!

こういう取り組みなら、各市の教育委員会もきっと後援してくださるはずです。

「えっ?子どもの自殺を防ぐ映画の上映会?後援なんてしないよ」とか言ったら、もはや教育委員会ではないですからね。

 

 

で、そしたら堂々と各小中学校、高校にチラシがばらまけるはずです。

 

 

でも、チラシって子どもたち、読みますかね?

おとなが作った見栄えのいいチラシです。

まぁ、速攻でゴミ箱行きですよ。

 

 

だから、知恵を絞ります。

いかにして、子どもたちに読ませるか。

それはもう、学級通信職人のチカラを結集するわけですね。

 

 

このチラシで、子どもたちが自分の存在価値に気づいてくれたらそれでOK。

たとえばの話、映画の上映会にだれ一人来なくてもいいわけです。

 

 

大切なのはメッセージが届くことなんです。

 

 

おっ!これなら地元メディアも取り上げてくれるんじゃないでしょうか。

そうやって、メッセージを届ければいいんです。

 

 

子どもたち発信での拡散

でね、子どもたちを映画上映会に招くわけです。

そしたら、問いかけたいのです。

それぞれの発信力で今日感じたことを発信してほしいって。

LINEでもいい。

ツイッターでもいい。

リアルに会って話すのでもいい。

 

 

伝えてほしいのです。

おとながブログやフェイスブックやメルマガで届けるよりも確実に届きます。

って考えると、映画上映会の司会の役割は子どもたちがいいでしょう。

 

 

つまり、映画の上映会はツールなのです。

クラウドファンディングはツールなのです。

それらのツールを用いて、どんな世界を創造するか。

 

 

ポイントはそこだと思うのです。

 

 

常識の枠の外

常識の枠を一度取り払って考えてみる。

あとは、圧倒的なスピードで行動するだけ。

 

 

できるか、できないか。

そんなことは別問題。

 

 

プロジェクト名「9月1日に君を死なせない」

いよいよスタートです。

このプロジェクトは、フェイスブックの「公開グループ」で行うことにしました。

だれでも進捗状況がわかるようにしたのです。

 

 

そしたら、「おっ!これならウチの町でもやってみるか!」みたいな突き抜けたおとながいるかもしれませんから。

 

 

こういうおとなもいるんだぜ!ってことを、子どもたちにも届けたいと思います。

人生はやりたいことを全部やるための遊び場。

「できるか、できないか」じゃない!

「やるか、やらないか!」なのです。

 

 

ハッピーな人生を生きるためのしつもん

どんな出来事に、胸が熱くなりましたか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。