講義型授業を手放す
その教え方、もう古いです。
僕らが学んできた多くの授業は『講義型』の授業でした。
大昔から続く、とってもクラシックなやり方です。
前に『先生』が立ち、教科書を用い、黒板に板書して講義を聞く授業です。
何百年も変わらず、『講義型』の授業を続けてきました。
今や、手のひらの上のスマホで、買い物できて、映画も観れて、世界中につながれる時代です。
それなのに、未だに江戸時代と同じシステムで学んでいるのです。
それって、すごいことですよね。
講義型授業が時代に合わなくなってきた。
学年が上がるにつれ、教えることも多岐に渡るようになります。
これまでの積み残しもあり、子どもたちの理解度にも差があります。
加えて、ゲームやネットなど子どもたちは刺激の多い生活を送っています。
『講義型』の授業ほど、退屈なものはありません。
ただ、聞いているだけ。
ただ、ノートを写すだけ。
あの手この手で興味を引き出します。
「ほら、ここがテストに出るよ」
「ここ、◯◯高校の入試にも出題されたよ」
もはや脅しです。
もう限界に来ている教室がたくさんあるでしょう。
『講義型』を手放して『ハッピーな先生』になる。
汗をかきつつ、必死になって説明している先生がいます。
「ちゃんと聞きなさい!」と声を張り上げて叱ります。
子どもたちは、渋々そんな先生にお付き合いしてくれます。
子どもたちが「聞いてあげている」
そんな教室は、「ハッピーな教室」ではありませんよね。
『全部教える』のではなく、『全部学ばせる』。
『全部教えたか』という教師中心の考え方。
『全部学べたか』は児童生徒中心の考え方。
学ばせるにはどうしたらよいか。
そんなことを考えながら、授業作りをされてみてはいかがでしょうか。
ハッピーな先生になるためのステップ
「教えること」を手放し、
「学ばせること」を考える。