小さく始める

どのくらいの規模でやったら心地いいですか?

いろんなイベントを企画してきました。

100人以上を集める講演会。

のべ800人以上を動員した映画上映ツアー。

 

 

また、

50人規模の講演会、

完全招待制イベント、

ワークショップ、

パーティーなども主催してきました。

 

 

僕が講師を務める

『子どもとつながる問いかけの魔法塾』も

4人から50人と、

いろんな人数の方を前にして、

ワークショップを進めてきました。

 

 

ポイントは、「小さく始める」です。

イベントをしようとすると、

ついつい「たくさん集めなきゃ!」と思ってしまいます。

 

 

たくさん集めることが偉いわけではありません。

そりゃ100人規模のイベントをやると、

「俺、集客力あるわ〜」と思えます(笑)

 

 

でも、それだけです。

 

 

大きな会場はそれだけエネルギーが必要です。

そして、エネルギーが必要なわりに、

ご縁がつながらなかったりします。

 

 

ポイントは、「小さく始める」です。

小さな会場で、少ない人数を集めます。

少ない人数ですから、

本当に「来たい人」だけに集まってもらいます。

 

 

そのご縁が、ネクストにつながります。

1回目から大きくやらない!

これがポイントです。

 

 

そして、広く集めようとするのではなく、

今あるご縁を大切に、

狭い範囲から小さく集めるのですね。

 

 

僕の場合、「赤字はイヤだな」って思っています。

理由は、「そのやり方では循環しないから」です。

 

 

活動を継続できません。

確実に疲弊していきます。

それでは講座のエネルギーが低下します。

 

 

だから、

少なくとも赤字にならないように…とは考えます。

 

 

ただ、

収益トントンでもいいかな…って思うと、

集客はできません。

 

 

だから、

僕は講師さんから「今回は講師量なくてもいいですよ」と言われても、

「正規の講師料はいくらですか?それ、払いますんで♡」と言っています。

 

 

そして、

その講師料が必ず払える形で価格を設定し、

集客をしています。

 

 

これはもう、

ノミの話と同じです。

 

 

瓶の中にノミを入れておく。

蓋をしておかないと、

ノミが飛び出してしまうような小瓶です。

 

 

で、その小瓶に蓋をして数日置いてみる。

すると、蓋を開けてもノミは瓶から飛び出すことができなくなります。

 

 

自分で自分の限界を作ってしまうのですね。

「4人でいいや」って思うと、4人しか集まりません。

「今回は20人だな」と思うと、20人集まります。

 

 

だいたいこういうことって、直感で意図した通りの現実がやってきます。

これ、あれこれイベントを企画してきた僕の一次情報です。

 

 

現実は意図した通りにやってきます。

「集めなきゃ」ではなく「集めたい」という直感が大事。

そこに現れた意図は、現実になって現れるんですね。

 

 

だからね、

「小さく始める」

が大事。

 

 

そして、

「どのくらいの規模でやりたいか」

が大事。

 

 

「どのくらいの規模でやったら楽しいかな?心地いいかな?」

 

これが大事なんだよね。

イベントを企画したい人の参考になったらうれしいな。

 

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

どのくらいの規模でやるのが心地いいですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。