人生はフルコミッションだ!

海辺で働く漁師さん

あえて、フルコミッションを選んでいる。

フルコミッションとは、完全歩合制である。

 

 

成果を出したら、出した分だけ報酬をいただく。

成果が出なければ報酬をいただくことができない。

僕にはそういう働き方があっているような気がする。

 

 

ある著者さんのビジネスプロデューサーになった。

最初は売り上げの何%みたいな話をされたんだけど、

お断りした。

 

 

そういうの、

僕は燃えない。

 

 

僕が構築したビジネスで、

そこから成果の何十%かをいただく。

僕はその方が面白いと思っている。

 

 

とある一般社団法人から、コンサルタントのお話をいただいた。

月に何万円という契約だ。

だが、お断りした。

成果が出ても出なくても、報酬がもらえる。

そういうものに、僕はドキドキしない。

 

 

だから、がっつり一般社団法人の中に入り込むことにした。

ブレーンとして、ビジネスを動かしていくつもりだ。

 

 

もちろん、成果で出たらがっつり報酬をいただく。

成果が出るまでは、お金なんぞいただかない。

僕はその方が燃えるタイプなのだ。

 

 

「自由に生きる」ということは、常に腹を空かせた状態でいることだと思う。

「安定」を手に入れた瞬間、それが鎖となって僕から「自由」を奪う。

 

 

お金のために働き出すと、お金にコントロールされることになる。

 

 

思えば、ウチの結婚相談所もフルコミッションだ。

入会金も月会費も強烈に安い。

僕にお金が入ってくるのは、結婚が決まったときだけ。

つまり、成功報酬なのだ。

 

 

「子どもとつながるしつもんカレンダー」だって同じ。

売れないとお金は入ってこない。

 

 

子育て万博なんて関わる人が多すぎて、人件費で終わる。

講演会の主催とかも同じかな。

かなりリスキーな仕事だと思う。

集客できなければ赤字になる。

まさに、フルコミッションだ。

 

 

そうやって、常に自分を追い込む方向へビジネスを運んでいる。

大切なことは、自分の心のエンジンのかけ方を知っておくことだよ。

 

 

最近、こんなしつもんをされた。

「ありあまるほどのお金があったら、何がしたい?」と。

 

 

僕の答えは「ビジネスしたい!」だ。

自分で商品やサービスを生み出し、それがお金に換わることが楽しい。

「儲かる、儲からない」という話ではなく、人が必要としているサービスを生み出すことに喜びを感じている。

 

 

そのため、請求書を書くのが異常に遅い。

売れたらうれしいんだけど、お金に執着がないから、請求書を書くときには次にやりたいことが生まれていて手がつかない。

 

 

お金を支払う側に「請求書を書いてください」と催促されてしまうぐらいだ。

それぐらい働くのって面白い。

 

 

「働くこと」を心から楽しみ出すと、ワークライフバランスなんてものを考える必要がなくなる。

仕事が娯楽なのだから仕方がない。

これはワーカーホリックとは異なる。

 

 

魔法の質問

 どんな働き方が理想ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。