チームで楽しむとうまくいく♫
一人でできることは少ない。
だから、僕らはチームで何かを成し遂げる。
ところが、多くの人は一人でがんばろうとする。
だから、うまくいかない。
チームを作るとは、どういうことか。
それは能力のかけ算を起こすということである。
僕は0→1を生み出すことに長けている。
いろんな人が「こんなことをしたい」と相談に来る。
すると、一瞬で成功までの流れが見える。
何をすれば良いのか。
どのルートが最短か。
それを嗅ぎ分ける。
それが軍師としての僕の能力である。
だが、それ以外の能力はからっきしなのだ。
僕のプロダクトで全デザインを手がける大橋有美子さんは、言葉を整理しデザインに落とし込むことの天才である。
基本的に僕は彼女に何も要求しない。
「こんなことやるんだ〜♫」
と話をして、
「あと、よろしく!」
となる。
彼女は天才だから、それ以上の言葉を必要としていない。
僕はどうあがいたって彼女の能力以上のデザインはできない。
だから、彼女が創造したものに文句をつける資格がない。
生み出したものは、いつだって僕の想像を軽く超えてくるから、僕は彼女に投げたらやることがないのだ。
彼女がいることで、僕はデザイン能力を手に入れたことになる。
心書家15名をまとめてくれたのは、棚橋由起子さんだ。
ゆっこちゃんは、いつも僕を影ながら応援してくれる。
映画上映会しかり、講座しかり。
主催してくれたり、スタッフやクラファンリターンの名札を書いてくれたり。
そんな彼女だから、僕も応援したいと思っていた。
『子どもとつながるしつもんカレンダー』の文字を担当していただいた。
彼女が活動する心書の応援になればいいと思ったからだ。
すると、彼女は全国で活躍する心書家さん15名とつないでくださった。
こうして、僕は心書家さん16名分の「書く能力」を手に入れたわけだ。
ちなみに、僕は字が下手くそだ。
僕は「しつもん」を考えただけ。
それだって、ミヒロさんの著書やウォルトさんが作成した元祖「もんカレ」を参考にし、『魔法の質問』の講師&マスターの皆様からもご助言をいただいた。
こうして完成したのが、『子どもとつながるしつもんカレンダー』なのだ。
このプロダクトには、たくさんの方のエネルギーが詰まっている。
だから、手にしたときのエネルギー感が違うのだ。
大切なことは一人でやらないこと。
関わる人が多くなればなるほど、そのプロダクトはエネルギーを増す。
チームを作り、チームメンバーが喜ぶことを考えてみよう。
大切なことはいつだって目の前の人を喜ばせることだ。
お金という対価を分配することだけが喜びを生むわけではない。
僕はよく「参加させてくれてありがとう」「声をかけてくれてありがとう」と言われる。
体験こそが価値を生み出す時代なのだ。
プロダクトに参加すること自体に価値を生み出してみよう。
お金ではない「つながり」がチームを強くするのだよ。
魔法の質問
どんなメンバーが必要ですか?