グラスを満たすのは「感謝」だよ。


「与えること」にばかりフォーカスすると、

心は枯渇します。

 

 

ボランティア疲れを起こしてしまうのは、

そんなときです。

 

 

「だれかのために」

「だれかのために」

 

 

そんなエネルギーでばかりいると、

人間は枯渇してしまうのです。

 

 

今回のイベント、

『子育て万博2018inあいち』の参加費は

2000円です。

 

 

「2000円は高いです!」

そんなご意見をいただきました。

 

 

 

先に言っておきますが、

思いっきり赤字です。

 

 

 

これだけの規模のイベントです。

スタッフは子どもを含めて総勢100人。

 

 

出店者からの出店料も受け取らず。

チケットの販売のみで運営しています。

資金を提供してくれた方のおかげで、なんとか成立させることができました。

 

 

講師で来てくれたみなさんは、僕ら夫婦への信頼だけで来てくれた方々です。

北は北海道から、南は沖縄まで。

 

 

講師料を払う余裕もありません。

交通費だけで来ていただいています。

 

 

館内全館を貸し切り、

チラシやパンフを作り、

スタッフが喜んでくれるように、

Tシャツを作り、

昼食と飲み物と懇親会を準備し。

 

 

半年間かけて準備してきたものが終わりました。

僕の手元にはほとんどお金はなく。

そのお金だって、支援金の残りですから、僕が手をつけるわけにはいきません。

 

 

つまり、このイベントを通して、僕の財布が潤うということはありません。

だから、そこにフォーカスをすると、「これだけ与えたのに何も手にしていないじゃないか」となります。

 

 

こうして、心は枯渇していくのです。

 

 

行政の力をお借りせず、

企業の支援も受けず。

ですから、自由な反面、資金的には苦しくなります。

 

 

参加費2000円が高いかどうか、

僕にはわかりません。

 

 

行政の力を借りれば、行政の意向に沿った企画になります。

企業の力を借りれば、企業の意向に沿った企画になります。

 

 

それは、本当に目の前の人を喜ばせる企画になるでしょうか?

だから、そのすべてを僕が被ることにしました。

 

 

でも、ここで大切なことがあります。

「与える」に意識を向けると、人の心は枯渇していきます。

ですが、「何を受け取ったか」にフォーカスするのです。

 

 

僕には素晴らしい仲間がいます。

北は北海道から、南は沖縄まで。

僕の生み出すイベントに、ふたつ返事で、交通費のみで来てくれる仲間です。

 

 

企画の準備を手伝ってくれるお母さんたちもそう。

PLCカレッジ生を中心に、みんなニコニコ笑顔で企画を楽しんでくれました。

 

 

当日、来てくれたお客さんもそう。

僕が生み出したものに足を運んでくださったのです。

それだけでも感謝です。

 

 

僕のブログを読み、またメルマガを読み、『子育て万博2018inあいち』を拡散してくだった方々もそう。

その人の大切な時間を僕に捧げてくれたのです。

 

 

僕は『子育て万博2018inあいち』を通して、たくさんのものを受け取りました。

それはお金には換えられない、かけがえのない財産です。

 

 

受け取ったものにフォーカスすると、

自然と感謝が生まれます。

 

 

感謝の念は、次第に人間の心を満たします。

 

 

2000円を高いと感じているあなたに、僕からの「しつもん」を送ります。

 

「何を受け取りましたか?」

 

 

 

あなたが受け取ったものは、本当に2000円の価値しかないのでしょうか?

この日の気づきが、どれほど「あなたの人生」に影響を与えるでしょうか?

 

 

あなたの人生は「2000円以下の人生」ではないはずです。

何を受け取り、自分の人生にどんな価値をプラスできたでしょうか?

 

 

来年もお会いできることを楽しみにしています。

 

 

魔法の質問

 何を受け取りましたか?

 

くればやし ひろあき

公立中の先生を16年間勤めて独立。おもに生徒指導に携わってきた思春期の子どもの専門家。その経験を生かし、受講者600人超のワークショップ『子どもとつながるリレーションシップ講座』を全国で開催。

9月1日は統計上子どもの自殺が最も多い日であるということを知り、2016年クラウドファンディングを成功させ県内8会場映画上映ツアーを敢行。2017年、刈谷市の自殺対策計画策定委員を務める。

2017年には児童虐待に着目し、「子育て万博2018inあいち」を主催、「子どもとつながるしつもんカレンダー」をリリースした。

また、「幸せなお母さんが増えることが幸せな子どもたちにつながる」と考え、お母さんのための学校『passion life college』を妻とともに主宰。現在は3期目、カレッジ生は30名いる。

3児の父でもある。