お金の本当の価値を知った日
涙しながら読みました。
昨日、こんなメッセージが届きました。
何度も何度も読み返し、胸が熱くなりました。
私の妹は、シングルマザーで娘(高校3年)、息子(高校1年)の2人をがんばって育ててきました。
ほとんどアルバイトをしながら一人で子育てしてきて、苦労の絶えない日々だったと聞いています。
その妹が、最近付き合っていた彼と別れました。
その彼には散々DVを受け続けていましたが、ようやく別れられたそうです。
別れた後に、本来元彼に返すべきお金が150万円ほどあるそうですが、その元彼がそのお金はいらないと言っているそうです。
妹はずっとずっとお金に悩まされた人生だったので、このお金は喉から手が出るほど欲しいはずですが、妹は元彼のお金を使う気になれないということで、元彼には寄付すると伝えたそうです。
何か世の中で自分と同じ境遇の方とかの支援に少しでも役立つ寄付をしたいと言っています。
一ヶ所は妹がネットで探した下記団体に寄付するそうです。
https://florence.or.jp/lp/support-single/
そして、私の知人で子育て支援に全力で活動してるくればやしさんのブログを紹介したところ、『子育て万博2018inあいち』を主催されるとのことで、もし可能なら寄付(60万円)したいから受け取ってもらえるか聞いてほしいと言われました。
私はくればやしさんならこのお金を世の中の子育てに悩んでいる親、そしてその子どもたちに何らかの役立つ使い方をしてくれると思っています。
妹もくればやしさんのYoutubeを見て少ない金額だけど応援したいと言ってます。
どうにか妹の気持ちを受け取っていただけることは出来ませんか?
私も妹も5/13の万博には参加したいと思っています。
よろしくお願いします。
お金と向き合う日々
昨年、クラウドファンディングにより、県内8会場で映画上映ツアーを行いました。
夏休み、機材を積んだ車で県内を走り回りました。
9月1日は、思春期の子どもたちが最も自殺をする日。
その日だけじゃダメなんだ!
もっと前から、みんなが子どもの心に寄り添って、つながりあえば「生きる」ということを選択してくれる子どもたちがいるはずだ!
そんな思いでスタートしたクラウドファンディングには、100人の方が支援してくださり、70万円以上のお金が集まりました。
僕はそのお金で映画上映ツアーを行ったんです。
もちろん思った以上に支援が集まったおかげで、プロジェクトは赤字にならずにすみました。
もしもクラウドファンディングに成功しなかったら
クラウドファンディングサービスを利用するには審査があります。
僕は社会問題に取り組むクラウドファンディングを多く行なっているREADY FORさんに依頼しました。
そのとき、尋ねられたんです。
「もしも支援が集まらなかったらどうされますか?」
僕は答えました。
「それでもやります!」
「どのようにやるんですか?」
「自分の貯金を使い果たしてやります!」
結果、審査に通ることができ、支援も無事に集まりました。
やはり最後は覚悟です。
そんなわけで、『子育て万博2018inあいち』も赤字ならば、僕の貯金で払います。
なにせ全国各地、北は北海道から南は沖縄まで、素敵なメンバーが集まるのです。
交通費だけで大ピンチなのさ。
そう伝えたら、プロジェクトチームのメンバーに叱られました。
「社会のためになることをやっていて、自分の身を削るのは違うでしょ?」って。
たくさんの方にお声掛けいただきました。
たくさんの人を巻き込む。
たくさんの人を巻き込めば巻き込むほど、イベントのエネルギーは大きくなります。
だから、僕はイベントをやるときは、「何をやるか」よりも、まず「誰とやるか」を意識します。
今回は、本当にスペシャルなメンバーが集まりました。
著者も数名います。
みんな、僕が「子どもたちの未来のためのイベントがやりたいんだ」ということを伝えたら、二つ返事で「参加するよ」とメッセージをくれたんです。
「愛されているなぁ」と感じました。
なかには、メッセージを送った2秒後に「参加するよ」の返事。
「メッセージ、読んだ?」って尋ねたら「読んでないけど、くれちゃんとなら一緒にやりたい」と。
もう、会ったらキスしちゃいそうです。(男性だけど…)
そして、チームメンバーはコツコツと声をかけて回りました。
一方、こうやって人を巻き込んでお手伝いをしてもらうと、「くればやしさんところはそれで儲けている」という声も聞こえてきます。
確かに、スタッフはほぼほぼボランティアです。
確かに、映画上映ツアーはお金が20万円ほど黒字になりました。(正確にはクラファンのお金が余った…という感じですが)
そのお金は『子どもとつながるしつもんカレンダー』の制作費で消えます。(っていうか足りないお金は自腹です)
たくさんの心書家さんがボランティアとして作品作りに参加してくださっています。
こちらは『子育て万博2018inあいち』で販売予定です。
このカレンダーを毎朝、家庭や教室で眺めながら、大人と子どもが「しつもん」に答え合う。
「しつもん」はどんな答えも正解だから、そうやって互いの答えを認め合いながら、素敵な「つながり」が生まれたらいいなって思っています。
ちなみに、映画上映ツアーは僕の日当は1日働いて5000円で計算しています
クラウドファンディングの準備からず〜っと走り続けて半年、僕は計7会場を担当しましたので、35000円の手当をいただきました(笑)
それが、僕の映画上映ツアーにおける収益です。
もう一度書いておきます。
半年働いて35000円です。
つまり、黒字分はほぼほぼ次のプロジェクトの資金になっています。
超ハイリスクローリターンなんです。
でも、やはり世間の目は厳しく、「社会貢献という名の金儲け」という見方だってあるわけです。
そんな世間の目に僕自身が負けてしまったんですね。
「子育て万博の収益は全て寄付します」
そんな話をしてきました。
全部寄付してしまえば、「社会貢献という名の金儲け」とは言われなくなります。
まあ、逃げたんです、早い話。
そしたら、また叱られました。
「それじゃ単発のイベントで終わりでしょ!
そのお金でまた次のプロジェクトをするの!
それができるのは、くれちゃんだけでしょ。
応援してくれる人がいるんだから、続けなきゃ!」って。
「そうだよ。
くれちゃんはそうやって、お金を上手に使って子どもやお母さんを救える人でしょ?」
そんなふうに言うのです。
お金と向き合うことが本当に辛くてね。
だから、逃げたんだと思います。
それじゃダメだな。
弱い僕も受け入れるって決めたから。
逃げちゃダメ。
ホント、そう思いました。
きっと『子育て万博2018inあいち』が終わるころにはまた、次なるテーマが見つかっていて、僕はまたいろんな人を巻き込んで動き出すんだと思います。
だから、寄付するって言いましたけど、寄付しません。
そのかわり、募金箱を設けます。
そのお金は児童虐待の問題に取り組む人たちへの支援に回します。
そして、今回のプロジェクトの黒字分で、次なるプロジェクトを動かします。
次なるプロジェクトなんて、完全にノープランです。
でも、やります。
それが僕の在り方です。
僕にお金を託してください。
そこで今日はお願いがあります。
『子育て万博2018inあいち』プロジェクトチームへのご支援をお願いいたします。
今回はクラウドファンディングは行いません。
手数料がもったいないから。
こちらの口座に、ご支援をお振込いただきたく思います。
ゆうちょ銀行
記号 12040
店番208 店名 二〇八
普通 (口座番号)1325678
なまえ クレバヤシ ヒロアキ
黒字分は、次のプロジェクトのために用います。
何をやるかはノープランです。
だから、「こいつは信用ならない!」と思われたら、支援はしないでください。
これはもう、僕がどれだけ信用を貯金してきたか、という話ですので。
悪いのは僕です。
だから、「この男はやる奴だ!」と信じていただける方だけでいいんです。
子どもを取り巻く環境を整え、ひとりでも多くの子どもたちが幸せに生きられる未来を目指して。
僕は次から次へ、動き続けます。
どうかお力を貸してください。
なお、ささやかではありますが、『子育て万博2018inあいち』のパンフレットにてご支援いただいた方のお名前や企業名をご紹介させてください。
happy4teacher@gmail.com まで、振り込んだ時のお名前(カタカナ)とパンフに記載するお名前(企業名)をお伝えください。
必要ならば領収書をお送りするご住所をお送りくださいませ。
また、パンフレットへの広告掲載による協賛も募集しております。
同じくhappy4teacher@gmail.comまでメッセージを下さいませ。
どうぞよろしくお願いします。
僕に勇気をください。