世界は「ご縁」でできている!
人との「ご縁」。
これだけはお金では買えない。
たとえば、著名人の講演会にお金をかけて行ったとしても、それはただ「お客さん」であって「ご縁」ではない。
「ご縁」をつくること。
そして、「ご縁」を深めること。
これが人生を豊かにする。
今回一緒に旅をさせていただいて田中さん&林さんご夫妻。
このご縁も不思議だ。
僕のお金のメンターである谷口さんの会社が上海に上場したときのこと。
僕も式典にお供させていただいた。
その上場記念式典は合同で行われ、もう一方の会社が田中さんと林さんの会社だった。
夜の懇親会の会場をブッキングしたり、少しはお役に立てたかなと思う。
僕も少額ではあるけれど、出資させていただき、そこからご縁が生まれた。
その後、何度かご縁をいただき、「子育て万博2018inあいち」では、経済的にもお支えいただいた。
今度は、中国の幼稚園が日本に視察に来るのだけれど、その仕事のお手伝いもさせていただいている。
そんなわけで、今回の旅行。
本当に偶然、同じ飛行機のチケットを予約していた。
そして、ヒースロー空港で「いっしょにロンドン回らない?」と声をかけていただき、今回の旅が実現した。
人生ってホントに面白い。
ご縁を深める。
船越耕太くんとのご縁もまた面白い。
妻と二人で行った「まなゆい合宿」まで遡る。
もともとは、ひすいこたろうさんに会いたくて、僕らは伊豆までお金と時間をかけて行った。
そこで、小玉泰子さんや高島亮さん、瀧本光静先生、田宮陽子さんなどそうそうたる方々とご縁が生まれた。
そのご縁で紹介され、「百姓屋敷WARA」で行われた「生活体験合宿」に妻と長男くんが参加した。
その後、なぜか船越康弘さんの奥様から電話があり、「愛知での講演会を主催してほしい」とのことだった。
聞けば愛知県にはいつも主催をしてくれる方がいたらしい。
だが、その人と連絡がつかず、妻に電話がかかってきたのだ。
妻は二つ返事で「やる」と決めたのだけれど、僕は反対した。
月曜日の午後という時間指定。
高額な講演料。
集客期間1ヶ月。
どう考えてもリスキーだ。
しかも、退職したばかりのころ。
今のように毎月トークライブを開いていた頃ではない。
だが、妻が「どうしてもやりたい」と言う。
どう集客していいかわからないが、「どうしてもやりたい」と言う。
はっきり言って主催者なんて、リスクばかりでさっぱり儲からない。
ハイリスクローリターン極まりない仕事だ。
だから、僕は自分の講座を主宰してもらう際には、成果報酬という形にしている。
結果としては、この講演会は満員御礼になった。
そして、次に妻が持ってきたのは康弘さんの次男である船越耕太くんの「うどんの講座」と「重ね煮の講座」である。
はっきり言って、講師料は「おうっ…」って感じの値段である。
そして、妻には何の戦略もない。
ただ「やりたい」だけである。
そんなわけで、僕はまた戦力を練りに練って、赤字にならないようにデザインしていった。
ご縁を作る
岸本亜泉ちゃんとの「ご縁」もそんな感じだ。
上海で暮らしていたころ、妻が亜泉ちゃんにメールを送り、心書の上海進出が決まった。
まず、僕が務める日本人学校で先生向けに講座をしてもらった。
ついでに、僕の学級でも「心書講座」をしていただいた。
上海で暮らす日本人向けの講座を妻が企画した。
そんなわけで、ウチのご縁は妻が運んでくる。
狙って「仲良くしよう」としているわけではない。
たぶん、ご縁って狙って作るものではない。
自然と生まれ、気がつけば「そこにあるもの」だと思う。
まあ、妻が気軽にご縁を作ってくるのも、最終的に「形にしてしまう」僕が存在するからでもある。
まあ、そう考えると、二人で一つなんだろうな、と思う。
ミヒロさんの教え
まず、ご縁をつくる。
そしたら、ご縁を深める。
ミヒロさんがいつも言う。
ご縁は広げようとしても広がらない。
ご縁は深めるほど広がる。
これが「ご縁の法則」である。
だから、僕らはいつも目の前の人を幸せにすることだけを考えている。
目の前の人との「ご縁」を深めていけば、確実に広がっていくからだ。
だが、忘れないでほしい。
ご縁は作ってから、深めるものだということを。
魔法の質問
あなたが会いたい人は何を望んでいるだろう?