多忙な毎日に「ゆとり」を生み出す、魔法の仕事術
時間がないと、指導が雑になる
あれもこれもやらなきゃいけない多忙な毎日。
「やらなきゃいけない仕事」に追われ、
「やりたい仕事」は手つかずのまま。
時間がないと、気持ちが焦ります。
本当はもっと寄り添いたいのに、
本当はもっと話を聴いてあげたいのに、
力づくの指導になってしまいます。
「ハッピーな先生」になるためのポイントの一つは、
「いかにして時間を生み出すか」にあると思っています。
すきま専用の仕事
時間を生み出す方法の一つは、
すき間の時間のために「すき間専用の仕事」を用意しておくこと。
ちょっと余った1~2分間。
この時間をどう活用するしますか?
お茶飲んで、ため息ついて、
「さぁ、授業か」ってつぶやいて終わり…、
という人はいませんか?
その積み重ねが、
学期末の忙しさを生んでしまうのです。
子どもたちに伝える言葉があります。
『時間はだれにでも平等だよ』
『コツコツやっていかないと、後で困るのは自分だよ』
1〜2分でできる「すき間専用の仕事」を作ってみる。
限られた時間を、隅々まで有効に使うことが大切です。
僕の「すき間専用の仕事」
デスクトップにいつも『通知表』の所見入力画面を表示しています。
そこに、ふと落ち着いた瞬間に、
所見を1文でいいから書くんです。
そうやってコツコツ書いていくと
6月の終わりには『1学期の所見』が完成しています。
7月に入ったら文章の体裁を整えて終わりです。
それで、ちょっと書きにくいなぁ…という子もいますよね。
一日中、その子のことばかり「じ~っ」っと眺めてみてください。
書けることだらけです。
『所見』は貯金箱に貯金するようにコツコツ、
暇を見つめて一文だけ書いてみる。
『所見』が苦しくなくなります。
ハッピーな先生になるためのステップ
『すき間専用の仕事』を用意しておく。