感情的にならないためのマインド
『体罰』から何も生まれません。
僕は小中学生のとき、
先生から理不尽なほど殴られました。
心に残ったのは、憎しみ、怒り、失望。
「感謝」なんて一つもありません。
ハッキリ言って、嫌いでした。
大嫌いでした、先生のこと。
そんな先生は『ハッピーな先生』ではありませんよね。
けれど、子どもたちの言動に、
つい感情的になってしまう。
その気持ち、よくわかります。
心をコントロールすることって
本当に難しい。
どうしても感情的になってしまう先生に贈る、
子どもたちの言葉に感情的にならないためのステップです。
感情に振り回される
僕が初めて先生になったとき、
本当に驚いたことがありました。
子どもたちが平気で
「ウザい」
「キモい」と言うんです。
ほとんど話したことのない子どもから
「キモい」と言われる。
大学出たての僕には、
相当応えました。
出会ったばかりの中学生に
「キモい」
「ウザい」
と言われる感覚。
正直、腹が立ちました。
心が傷つきました。
だって、人間だもの。
そんな子どもたちと口論になることも
しばしば。
若いころの僕は、
本当に指導力も人間力も足りない教師でした。
感情に振り回されていたのです。
感情の存在に気がつくことから始めませんか?
『感情』に支配されているのが、人間です。
自分の感情が、
今どこにあるのか。
それに気がつくことからスタートしてみてください。
肉体的な暴力。
言葉の暴力。
それらを生み出すのは「感情」です。
感情の在り処を知ってください。
いつも、自分の感情がどこにあるのかを気にかけてください。
「今、怒ってるぞ」
「今、悲しんでるぞ」
「今、嫌悪感を抱いてるぞ」
自分の感情を、常に気にかけてあげるのです。
体罰は何も生み出さず、
あなたのすべてを失わせます。
ハッピーな先生になるためのステップ
感情の在り処を、常に気にかける