批判するよりも、もっとよくなる方法を考える

学校批判

学校を批判することは簡単だけど…

近ごろ、学校はどうなってるんだ的な記事をよく見かけます。

 

学校が悪い!

先生が悪い!

 

たしかに、そういう記事の方が、読者に読まれるんだろうなって思う。

批判するのってカンタンだから。

 

もう1回書いとこう。

批判するのはカンタンだ!

 

先日も見かけたんです。

元学校の先生がね、むっちゃ学校教育を批判している記事。

学校教育に失望した…みたいな記事ね。

ちょっと腹は立ったけど、記事をさかのぼっていったんです。

 

腹が立つなら読まなきゃいいのにね…。

 

今、なにやってると思います?

学校で講師やってるって…。

 

え〜っ!!!

 

批判するのは、カンタンなんだ。

で、君はなにするの?

大事なのは、そこだと思う。

 

新しい学校の形

それで今、

フリースクールなど、新しい教育の形がどんどん生まれている。

それには大賛成!

 

学校に代わる、いろんな教育の形。

動き出してる人がいっぱいいます。

 

子どもと保護者が、自分たちで学び方を選択する。

素晴らしいことだと思います。

 

これまで、いくつかのフリースクールやサドベリースクールにお邪魔させていただきました。

ホントに素敵で熱いスタッフが、これまた素敵な子どもたちと、ホンモノの学びを追求していたんです。

 

僕も、それを見て

「いつか学校をつくりたい!」

そう思うようになりました。

 

でも、それは「いつか」のお話。

僕は「学校」素敵な場所にすることをあきらめてはいません。

 

学校はもっと素敵になるんです

学校に代わる新しい提案。

そうやって、行動を起こしている人たちがいる。

教育が創造されていく。

 

どんどん新しい形が出てくるといい。

 

動き出す大人もいる。

一方で、批判だけする大人もいる。

 

大事なのは、

「じゃあ、批判しているあなたは何をするの?」

だと思います。

 

じゃあ、僕は何をするのか。

 

学校をもっとハッピーにしていこう!

どれだけ批判されたって、既存の学校がなくなることはないと思う。

そして、仕組みそのものを否定する人もいるけれど、現実問題、大きく変わるのは難しい。

 

 

教育を選べるご家庭ばかりじゃないんです。

地元の学校に通うしかない子はいっぱいいます。

いや、ほとんどの子がそうです。

 

だから、やっぱり今ある「学校」をもっとハッピーな場所に変えていきたい。

 

学校はダメだ〜!学校はダメだ〜!って言われたら、毎日通う子どもは辛いよね!

ウチの学校は楽しいよ!って子もいっぱいいると思う。

 

学校をあきらめたくないんです。

子どもたちのために、僕は学校をあきらめたくないんです。

 

どうしたら、学校がもっと素敵な場所になるかなって考えたい。

そこにワクワクします。

 

もっと学校は素敵になるし、もっと先生は素敵になるの。

そう信じています。

 

そう信じているから、毎日書き続けられるのです。

 

批判記事なんて、書こうと思えばいくらでも書けます。

学校教育の問題点?

そんなのわかってますよ。

 

でもね、

批判するの、カンタン!

粗探しするの、カンタン!

で、君はなにする?

大事なのはそこだと思う。

 

僕にできること。

それは、これからも学校の先生を応援する記事を書き続けること。

まずは、ね。

ハッピーな先生になるためのステップ

 子どもたちのために、学校がもっと素敵な場所になる方法を考えよう

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。