職員室がハッピーであることが一番大事!


職員室の雰囲気はいかがですか?

職員室がギスギスすることほど辛いことはありません。

 

僕は、辛い職員室で過ごした経験があります。

もうずいぶん昔の話になります。

 

ちょうど修学旅行の企画をつくる係でした。

そしたらね、年配の先生が言うわけです。

「私、あの先生の隣の席、嫌だからね。新幹線の」

 

もう、あきれちゃいますよね。

 

ホテルの部屋は、あの人と一緒はイヤ。

バスの座席は、あの人と一緒はイヤ。

 

そんなこと、平気で言うんです。

もう、子どもなら叱ってます。

 

「先生、わたし、◯◯ちゃんの隣はイヤ!」

こんなこと言ったら、「ちょっと待てよ」となりますよね。

そういうことを平気で言う先生が何人もいたのです。

 

でも、大人ですから、どうしたって一緒に仕事をしていかないときがあるわけです。

ちょっとぐらい我慢してもらわないと仕事が回っていかないわけです。

 

 

そしたら、呼び出されて指導されました。

今となっては、「ブログのネタを提供してくれてありがとうございます」という感じですが、そのときは本当に辛かったです。

 

大学出たてのころです。

正直、大人に気を遣うことほど馬鹿らしいことはありません。

 

僕は、最初の学校でそんな経験をたくさんしてきました。

職員室が辛くて辛くて仕方がありませんでした。

 

その後、僕はとにかく職員室をハッピーにすることに、力を注いできました。

職員室がハッピーであること。

これは、僕らが気持ち良く仕事をするうえで欠くことのできない条件です。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 職員室をハッピーにして、気持ち良く仕事をする。

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。