子どもの言葉にじっくり耳を傾ける子どもたちの抱えている感情を探り、必要としていることに気づく。これは、教育相談をするうえで、僕自身が大切にしていることです。ですから、子どもたちとの対話は欠かせません。子どもたちとの「対話...
子どもが求めている先生像子どもたちにとって、相談しやすい先生。それは、自分のことを「わかってくれる先生」です。決して、「適切なアドバイスをくれる先生」ではありません。僕らだって、そうですよね。「わかってくれない先輩」に相...
学校はなぜ、荒れたり落ち着いたりを繰り返すのか学校は、落ち着いた状態と荒れた状態を繰り返します。この波の『大きさ』『速さ』は学校ごとに違いはあれど、必ず波があります。僕は、これが不思議で仕方がありませんでした。なぜ、荒れ...
授業の設計図はありますか?授業参観をしているとき、僕が注目しているのは「先生の教卓の上」です。残念ながら、授業があまり上手でないベテランの先生ほど、教卓の上に教科書しかない。「授業内容は頭の中に入っている」「自分はベテラ...
その教え方、もう古いです。僕らが学んできた多くの授業は『講義型』の授業でした。大昔から続く、とってもクラシックなやり方です。前に『先生』が立ち、教科書を用い、黒板に板書して講義を聞く授業です。何百年も変わらず、『講義型』...
全部教えようとすると、苦しくなる毎日、授業の準備に追われていました。何を教えるのか。どう教えるのか。準備に何時間もかけて臨んだはずが、うまくいかない。雑談で間をもたせていました。あのころの『僕』の授業は、いつも迷走を続け...
「こうでなければならない」が教室をつまらなくしている毎週やってくる道徳の授業に苦しさを感じたことはありませんか?忘れたころにやってくる。大切なのはわかっている。行事に振り返られることもしばしば。道徳の授業に対して、ブロッ...
なぜ、そのメソッドは子どもに届かないのか書店に並んだ様々なメソッドたち。学級づくり、道徳、そして教科学習。大型書店に行くと、圧倒されるほどの教育書が並んでいます。僕も、それらを真似したことがありました。たしかに、おもしろ...
教室に攻撃はいらない学校は、子どもたちにとって『安心・安全な場所』でなければならないと言われます。心から、そう思います。僕は「安心・安全な場所」とは、「ありのままの自分でいられる場所」と考えています。自分の価値観を、攻撃...
「ハッピーな教室」で起きていること教室を「安心・安全な場所」にするためには、教室から「暴力」を一掃しなければなりません。それが「ハッピーな教室」です。「ハッピーな教室」では、子どもたちは「ありのままの自分」を楽しんでいま...