真に「求めていること」を感じ取る
子どもが求めている先生像
子どもたちにとって、
相談しやすい先生。
それは、自分のことを「わかってくれる先生」です。
決して、「適切なアドバイスをくれる先生」ではありません。
僕らだって、そうですよね。
「わかってくれない先輩」に相談しようとは思いません。
子どもたちが相談してくれたら、
何に悩んでいるかを明らかにし、
相談者の抱えている感情を探ります
そして、その子が本当に求めていることは何かを感じ取ります。
「本当に求めていること」を感じ取るために、対話を繰り返します。
子どもたちの求めていることを感じ取る
僕らはどうしてもアドバイスを与えようとしてしまいがちです。
「人にアドバイスをする」という行為は気持ちのよいものです。
そうやって、指導していることに「酔ってしまう」と、子どもの心はグ〜っと離れていきます。
さて、子どもたちはアドバイスなど求めていないことがほとんどです。
本当は背中を押してほしいだけ。
本当は話を聴いてもらいたいだけ。
本当は共感してもらいたいだけ。
…かもしれません。
求めていることを感じ取れなければ、
「この先生は、わかってくれないな…」となります。
僕らが「わかってくれない先輩」に相談しないように、
子どもたちだって「わかってくれない先生」には相談しようとは思いません。
ですから、「求めていること」を感じ取るのは、大変重要なことです。
さて、真の意味で子どもたちの「求めていること」は、どこにあるでしょうか。
それは、子どもたちの中にあります。
すでに存在しています。
それにたどり着くために、「対話」を通して感じ取っていきます。
ハッピーな先生になるためのステップ
子どもたちの求めていることを感じ取る