『木を見て森を見ず』で行こう♪
「木」を見ますか?「森」を見ますか?
「木を見て森を見ず」ということわざがあります。
物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うことを意味します。
でもね、学校ではそれでいいと思うのです。
「見る」
これが先生にとって、すご〜く大事。
とにかく見ること。
レッテルを貼ったり、感情に流されたりせず、丁寧に見ること。
すべてはそこから始まります。
僕は、子どもたちを見るときは、森なんて見ないで、一本一本の木をしっかり見ていきたい。
木々の枝葉まで、じっくり見ていきたいと思うのです。
アンケートや統計は本当に役に立つのか
アンケートとか調査が好きな方がいます。
次から次へやってきます。
「最近の子どもはどう?」
「最近の先生はどう?」
「最近の学校はどう?」
そうやって、ザックリとまとめたがる。
森を一生懸命見ようとするの。
でもね、
子どもは一人ひとり違います。
家庭環境も一人ひとり違います。
だから、木々の一本一本をじっくり眺めるの。
枝葉までじっくり眺めるの。
全体の傾向を知ることは、僕はあまり意味のないことだと思っています。
この木なんの木、気になる木♪
森を見てたら、気が付かないことがたくさんあります。
あの木はもうすぐ花を咲かせそう。
あの木は光が当たってないな。
根っこはどう?
枝はどう?
実はつけてる?
そうやってじっくり見る。
丁寧に見る。
それが大事だと思います。
ケヤキもヒノキもクスノキも、まとめてしまえば森だけど、一本一本愛してあげたい。
ハッピーな先生になるためのステップ
一人ひとりを丁寧に見つめるまなざしをもつ