手のかかる子と接するときに、絶対に大切にしたいマインド
悩ませてくれる子の存在は宝です
「先生、またAくんがこんなことをしました」
「先生、Aくん、何度言ってもこうなんです」
担任の先生を困らせるAくん。
毎日のように、教室を引っ掻き回します。
「先生、どうしたらいいですか?」
みなさんなら、なんて答えますか?
僕はこんな話をしました。
よかったね。
Aくんのおかげで、あなたはまた『先生』として成長するチャンスをもらえたんだよ。
学級の子どもたちがみ〜んな穏やかで
勉強ができて
忘れ物一つなくて
提出物も忘れなくて
仲良しだったら楽だよね。
やることないよね。
でも、それでは先生自身が成長することもないんだよね。
だから、Aくんと出会えたことも素敵なこと。そんなAくんを産んでくれたお母さんも素敵。
そんな感謝の想いで接したら、全然変わるから。
Aくんが何かするたびに、『ありがとう」って思って接してごらん。
どうしたら、この子が幸せに生きられるかな〜って考えてごらんよ
出会えたことに感謝する
手のかかる子は、どの教室にもいます。
その子に対して、ネガティブな感情を抱いていませんか?
ネガティブな感情は必ず相手に伝わります。
だって、そうでしょ?
相手が自分のことを嫌っていたら、それって感じてしまいますよね。
だから、そのネガティブな感情を手放してください。
手をかけさせてもらることはありがたいことなのです。
手のかかる子に、先生としての大切な部分を磨いてもらっている。
ありがたいことですよね。
そういう子どもが、「先生の先生」なんです。
感謝です。
僕はそんな子と出会えたとき、まず感謝するんです。
そして、
この子との出会いから僕は何を学べるのだろうか。
それを考えるんですね。
ハッピーな先生になるためのステップ
出会えたことに「ありがとう」と感謝する。