挑戦した者にしか、失敗する権利はない

教師の仕事

仕事は辛いもの?楽しいもの?

仕事って、辛いものですか?

僕はそうは思いません。

 

「学校の先生」という仕事は、ホントはすご〜く楽しいお仕事なんです。

誤解を恐れずに書くならば、この仕事は「遊びの延長線」と呼んでもいいくらい。

 

いつもワクワクすることを探しています。

どうしたら、子どもたちが喜んでくれるだろうか。

どうしたら、先生たちは喜んでくれるだろうか。

こんなことをずっと考えているのです。

 

授業づくり。

総合学習や行事の企画。

レク。

 

もうすべてが、楽しくて仕方ありません。

 

仕事を楽しむために必要なこと

それはもうね、たったひとつだけ。

何を目標にするかなんです。

 

管理職の高評価を目標にするなら、去年と同じがいい。

昨年度の反省を見ながら、ミスなくこなすのがいい。

 

それは学年主任になってよくわかるんです。

普通のことを、普通にやってくれるのが安心。

 

「斬新なアイディアばかり出すタイプ」は、「できた校長」じゃないと扱いにくいはず。

ホントにごめんなさい。

 

去年と同じじゃつまんないんです。

この仕事をおもしろくするなら、目標は「子どもの笑顔」ただひとつなんです。

 

どうやったら喜んでくれるかなって考える。

それでいろいろ挑戦する。

 

挑戦して、いっぱい笑顔になったらサイコー!

で、失敗したら、軽く凹んで、次にリベンジする。

 

挑戦した人間にしか、失敗する権利はありません。

 

去年と同じでワクワクしますか?

 

「なんで、そうやってやるの?」

と尋ねる僕に、

「去年もそうでした」

と答える人がいます。

 

「どうして去年はそうだったの?」

と尋ねると、

「それはわかりません」

と答えるのです。

 

そういう仕事のやり方をしていると、やっぱり「仕事は苦しいもの」ってなっちゃいます。

考えてないから。

失敗しても、去年のせいにできちゃうから。

 

ワクワクすることをしたら、自然と仕事はおもしろくなります。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 子どもが笑顔になることに、どんどん挑戦する。

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。