僕はまだ僕を知らないー自分を知ることの大切さー
僕らの人材分析システムでユーザーさんの分析をすると、面白い現象が起こります。
それは他人の分析は当たっているように見えるのに、自分の分析は当たっていないように見えることです。
あるとき、職場の先輩後輩で勉強会に来てくれた男性の方がいました。
先輩の方の男性が「全然、当たってないなー」と言うのです。
すると、後輩の方が「むちゃくちゃ当たってるじゃないですか?分析結果、そのままですよ」と言って笑うのです。
あまりにもハッキリとモノを言う後輩がとても印象的でしたが、この「自分のことは当たっていないように見える現象」は、この方に限ったことではありません。
自分を客観的に理解するのは、とても難しいことなのです。
人の目は外側を向いて作られています。
僕は生まれてこの方、生で自分の顔を見たことがありませんし、背中や後頭部は写真でしか見たことがありません。
自分の声を録音して聞いてみると、「自分の声ってこんな声なの?」と驚いたことがあります。
つまりね、他人が見ている自分の姿は、たぶん自分が思っている姿とは全然違う姿なんです。
あなたがコントロールできるのは、あなただけです。
他者はコントロールすることができず、僕らが他者に与えられるのは情報だけです。
ですから、自分自身をどうコントロールするかだけが人生を左右すると言っても過言ではないでしょう。
だからこそ、「自分を知る」ということが大変重要になってきます。
今から運転するものが自転車なのか、水上バイクなのか、飛行機なのか、ソリなのか。
コントロールする対象が何なのかわからずに、上手に運転などできるはずがありません。
それなのに、僕らは自分のことがよくわからないまま、手綱を握っているのです。
だから、「何であんなことをしたんだろう?」「何であんなこと、言っちゃったんだろう?」と後悔したりします。
自分で自分がコントロールできていないんですね。
ほら、ダイエットはいつだって明日から。
決意はいつだって三日坊主。
それが人間です。
自分の姿を見たことがなくて、声も聞いたことがなくて、そんな自分を操縦しなきゃいけないんですね。
だからこそ、「自分を知る」が大事なんです。
そして、それが一番難しいんです。
僕も生まれこの方、ずーっと「くればやしひろあき」をやっていますww
でも、わけがわかりません。
それが人間なんです。
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