僕らの意思はとっても弱くて、自分をコントロールすることすら難しい。


変えられるのは自分だけです。

つまり、コントロールできるのは自分だけです。

あとのものは何一つ変えられないのですね。

 

 

親は子どもをコントロールしようとします。

上司は部下をコントロールしようとします。

監督は選手をコントロールしようとします。

 

 

自分の思った通りに動くことを望み、自分の思った通りに動かぬことにイライラします。

 

 

僕らが選択できるのは自分の行動だけ。

相手が選択できるのも、その人自身の行動だけです。

 

 

ところで、僕らは自分の行動すらコントロールできないところがあります。

自分の行動をコントロールするのは「意志」の力です。

 

 

「ダイエットしたい」と思っても、簡単には痩せません。

成果も出ないから続きません。

3日坊主になりやすいし、先送りもしやすい。

 

 

けれど、一生に一度(人によっては二度三度ww)の結婚式を前にすれば、花嫁はダイエットを成功させるんですね。

ウエディングドレスが似合うよう、継続できるんです。

 

 

つまり、意思の力ですね。

これが原動力になります。

 

 

毎日ブログを書き、毎日メルマガを発信できたのは、僕が本気で「学校の先生が幸せになったら、教室の子どもたちも幸せになるのにな」と思っているからです。

 

 

これを伝えたい。

もっと優しい社会にしたい。

そんなことを本気で願っているから、毎日毎日コツコツと続けてこれたのだと思います。

 

 

つまり、実は自分をコントロールすることすら難しいんです、って話です。

思ったように、自分ですら動いてくれないの。

 

 

僕は毎日、動き続けています。

行動力の塊です。

人からもそう見られています。

 

 

でもね、実際には逃げたいこと、先延ばしにしていることもいっぱいあって、僕しか知らない「ダメ人間な自分」もたくさん知ってるんです。

 

 

そのたびに、ダメな自分にダメ出ししたくなる。

だからこそ、動き続けているのかもしれません。

 

 

先日、「朝活に参加したい」と言ってくれた人にご案内をお送りしたら、「朝、起きられない」という返事が来て、(面白いなぁ……)と思ったんです。

 

 

「やりたいこと」がある。

でも、自分をコントロールできない。

「朝起きる」って確かに大変だけど、「自分をコントロールする」っていう点では、わりと難易度の低い分野だと思っている。

 

 

僕の周りには、いわゆる「おひとりさま起業家」が多くいる。

自分でビジネスをしようと思うと、やらなきゃいけないことがたくさんある。

そのひとつひとつに比べれば、朝の早起きなんてチョロい。

 

 

おママゴトみたいなお小遣い稼ぎをしている状態から抜け出そうと思ったら、やらなきゃいけないことが山ほどあって。

 

 

アホみたいな行動力だけが、自分のビジネスを支えてくれる武器になるわけで。

だから、成功している経営者さんで筋トレとかガンガンやってる人がいるんだけど、理屈は同じだと思っていて。

 

 

自分をコントロールする力を養っているというのかな。

僕らはみんな怠惰ですよ。

楽な方へ楽な方へ流されます。

 

 

自分すらコントロールできないんです。

意思って弱いんです。

 

 

だからね、早起きとか筋トレとか、自分をコントロールする練習なんです。

弱い自分と向き合う日々じゃないですか、朝なんて特に。

 

 

いや、申し訳ないけど眠いよ。

サボりたいよ。

でも、それを成し遂げると自信になります。

 

 

「やればできる」なんて人は言うけれど、逆に言えばやらなきゃできないんです。

「朝、起きられない」なんてのはね、怠惰な自分をコントロールする以前の問題なのよね。

 

 

僕は「やる」と決めたら「やる」

そうやって、自分をコントロールする訓練を積んできました。

それが爆発的な行動力を生みます。

 

 

ブログでも朝活でも筋トレでも掃除でも洗濯でも、何だっていいんです。

自分をコントロールする訓練をしてみてください。

 

 

変えられるのは自分だけです。

自分すらコントロールできないということは、他者に反応して生きる人生になります。

 

 

自分からこの世界にアクションを起こす人生。

周りの言動に振り回される、反応して生きる人生。

 

 

どちらも選べるのです。

 

 

 

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。