人は一人では生きていけないから、孤独を原動力に動き出すーDOC理論ー

人は孤独の中で生きている

僕らを突き動かすのは不安だ、という話をしたい。

ただし、この不安に気づいている人はほとんどいない・

 

 

僕らは人をと3つのタイプに分類している。

α(アルファ)タイプβ(ベータ)タイプΩ(オメガ)タイプ

その人のものの見方や感じ方の傾向を3つのタイプに分類している。

 

 

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α(アルファ)タイプ孤独という不安とともに生きている。

人は一人では生きていけない。

 

 

だから、人とのつながりを大切にする。

仲間を作ることで孤独を癒す。

 

 

したがって、自分の行動を決めるときは周囲の人がどう行動するかを参考にしつつ決める。

その姿はどうしても優柔不断に見えてしまう。

 

 

もちろん優柔不断に見えない、グイグイと前に進むタイプのα(アルファ)タイプもいる。

黄色α(アルファ)タイプは、その傾向が強い。

 

 

ジャンヌ・ダルクのように先頭を駆け抜けるイメージ。

「さあ、みんな、ついてきて!私が道を切り拓くわ!」

 

 

黄色α(アルファ)タイプは、リーダーに据えておくのが良い。

コミュニケーションの力が仲間とつながり、上手に組織を導いていく才に優れている。

 

 

ただし、チームをまとめるポジションを獲得できないと、力を発揮しにくくなる。

2番手では力を発揮せず、話題の中心にいてこそ力を発揮するタイプなのだ。

 

 

基本的にα(アルファ)タイプは、周りに合わせる傾向にある。

その奥には孤独に対する不安があって、一人にならぬように警戒を怠らない。

 

 

一方、β(ベータ)タイプは不安を解消するために、「自分の力を伸ばさねば」と考える。

人は一人では生きていきないけれど、結局どこまで行っても孤独な生き物だ。

 

 

この不安を拭い去るためには、孤独に強くなり、一人で生き抜くだけの力をつけるしかない。

 

 

ゆえに、その脳は成果を求め、失敗すれば改善に努める。

実力のある者、成功している者をリスペクトし、自分自身もそのような存在になりたいと考える。

 

 

目標を立て、行動する。

「がんばる」のは当たり前である。

 

 

原動力となっているのは不安だ。

力をつけねば生き残れないのである。

 

 

さて、Ω(オメガ)タイプが抱える不安は何だろうか?

それは、α(アルファ)タイプβ(ベータ)タイプを掛け合わせたような不安である。

 

 

一見すると、Ω(オメガ)タイプは不安とは縁遠い存在に見える。

いやしかし、もっとも不安に近い存在のように思えてならない。

 

 

とりわけその傾向が強いのは緑色Ω(オメガ)タイプである。

不安であるがゆえに仕事が早く、とにかく目の前のことをチャッチャカ終わらせていきたい。

 

 

とにかく待てない。

とにかく待たない。

(そんなに焦らなくても良いよ)と思うのだが、年中切羽詰まっている。

 

 

Ω(オメガ)タイプは察しの良い人が多い。

感度の高い人たちだ。

良い意味で空気を読む。

 

 

高感度のセンサーで場の空気を読み、和ませる発言をすることを厭わない。

気分が自分のパフォーマンスに影響を与えることを知っているから、気分の良い集団であることを望む。

また、火中の栗を拾わぬよう、嫌ならば嫌でスーっと離れていく。

 

 

Ω(オメガ)タイプはキラキラ輝いていたい。

人は一人では生きていきない。

だからこそ、人とつながっていたい。

 

 

その不安をほぐすのは、輝き続ける自分でいることだ。

魅力的な自分でいることで、人を惹きつけていく。

 

 

α(アルファ)タイプが他人軸型の行動をするならば、Ω(オメガ)タイプは自分軸型の行動を選ぶ。

人とつながることで不安を拭い去るのだけれど、α(アルファ)タイプが人に合わせる行動を好みいい人でいようとするのに対して、Ω(オメガ)タイプはどこまでいっても自分である。

 

 

いい人がどうでもいい人になってしまってはいけない。

特別な私であることの方が重要なのだ。

 

 

その不安を拭うために、Ω(オメガ)タイプは輝きを放ちたい。

それある意味ではβ(ベータ)タイプ的な感じに近い。

 

 

β(ベータ)タイプ能力を伸ばすことで不安を拭い去るならば、Ω(オメガ)タイプ輝くことで不安を拭い去るのである。

才能を磨くか、自分を磨くか。

 

 

β(ベータ)タイプ修練の場を好み成長を目指すのに対して、Ω(オメガ)タイプ安心できる場で自分らしさを発揮できることを好む。

 

 

どこまでもストイックなβ(ベータ)タイプとどこまでも自由なΩ(オメガ)タイプ

α(アルファ)タイプにはどちらも眩しく、そして羨ましく映るようである。

 

 

そんなα(アルファ)タイプβ(ベータ)タイプΩ(オメガ)タイプには窮屈に見える。

がしかし、α(アルファ)タイプはその窮屈さが心地よいらしい。

 

 

みんな、それぞれ感じ方が違う。

不安という言葉の根っこにあるものも違う。

この社会には、そんな違う人たちが暮らしているのである。

 

 

 

 

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。