児童生徒と接せることに自信がないときのステップ

教師 自信がない

「うまくやろう」と思うから、自信がないんです

児童や生徒と接することに自信がない、という方がいます。

 

自信がないから、声をかけられない。

自信がないから、動けない。

自信がないから、どう接していいかわからない。

 

そんな悩みを抱いている先生はいらっしゃいませんか?

 

そもそも、自信というものは、やってみて、うまくいって、育つもの。

つまり、

やってみないことには、自信など生まれるわけがないのです。

 

失敗を恐れてはいませんか?

うまくやろうとしていませんか?

 

あの先生のように!

あんな上手な声かけがしたい!

 

そうやって、「うまくやろう」という気持ちを手放してみてください。

 

うまくいかなかった経験が、先生の器を大きくさせる

どんどん声をかけることです。

どんどん挑戦することです。

そして、常にそこから学んでいくことです。

 

かく言う僕も、山ほど失敗を積み重ねてきました。

「ウザい」「キモい」と、よく言われました。

 

けっこう自信があったのになぁ。

でも、それって根拠のない自信でした。

 

先生になりたてのころは、「先生ぐらいラクショー!」と思っていました。

ところが、やってみると、子どもと接するのって想像以上に難しい!

 

自信をなくしました。

だから、虚勢をはって怖い雰囲気を出していました。

なんとも器の小さな先生でした。

 

たくさん子どもと接する中で、自分なりの経験則が見つかっていきます。

気がついたとき、自分の中に「自信」が芽生えていることに気がつきます。

 

そう、「自信」は後からやってくるもの!

 

自信がないのはとっても健全。

自信なんてなくたっていいんです。

 

「うまくやろう」としないこと。

人と比べないこと。

 

あなたは、あなたであることが素晴らしい!

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 自信は後からやってくるもの。「うまくやろう」という気持ちを手放そう。

 

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。