ブレない自分をつくるために必要な、たった一つのこと
ブレることで信頼を失う
迷って、悩んで、僕らは「先生」をやっています。
自分がしていることに、
迷わなくなったり悩まなくなったりしたら、
それはそれで心配。
けれど、そんな葛藤は時として、
「ブレ」を生み出します。
先生がブレると子どもや保護者は不信感を募らせます。
「あの子はよくて、この子はダメ」
「あのときはよかったのに」
「あの先生はいいって言ったのに」
もちろん人間だから、ブレることはあって当たり前。
日々やることに迷ったり、悩んだり。
いろんな人のアドバイス。
助言もあれば、指示もある。
臨機応変と言えば聞こえがいいけれど、
人の言葉に流されてしまうこともあります。
「ブレること」は、行き当たりばったりに見えるのです。
と〜っても「いいかげん」な印象を受けます。
ブレない自分を手にいれる方法
教室の状況も、
子どもの状況も目まぐるしく変わるから、
どうしてもブレることがあります。
自分は気づいていないけれど、
子どもや保護者は気づいてしまうこともあります。
だから、
ブレない基準をつくっておくのです。
ブレないための、たった一つの基準。
僕は常にこの基準で物事を考えます。
「どちらがこの子にとって幸せか」
どんな意見にも、質問にも、
瞬時に答えを導き出すたった一つの基準です。
生徒指導上、様々な質問が寄せられます。
意見を求められることが何度もありました。
「こういうことがやりたいのだけれど、
先生はいいと思いますか?」
僕は一つだけ尋ねるのです。
「で、それをやるのとやらないの、
どちらが子どもにとって幸せですか?」
自分の行う仕事にこのフィルターをかけてみるだけで、
ブレることはなくなります。
ハッピーな先生になるためのステップ
ブレないためのシンプルな『ものさし』をもつ