感情をコントロールするよりも簡単なこと
子どもたちと同じステージに立っていませんか?
子どもたちの言動に、
つい感情的になってしまう。
そんなことはよくあることです。
子どもが言い訳をするものだから、
先生も感情的になって叱ってしまう。
その感情が生まれるのは、
子どもたちと同じステージに
立っているからです。
子どもたちのコミュニケーション
「うざい」
「きもい」
と言ってくる子がいます。
それに僕は腹を立てていました。
でも、あるときから、
「うざい」
「きもい
はコミュニケーションを求める彼らの、
言わば「求愛」行動であると気がつきました。
大人を腹立たせる行動を取る。
そういう不器用なコミュニケーションしかできない子どもたち。
自尊感情の低い子どもたちほど、
悪態をついてコミュニケーションを取ろうとしてきました。
悪態をつく子ども。
暴言を吐く子ども。
暴力を振るう子ども。
彼らが立つステージのもう一つだけ上に立って、
子どもたちを眺めてみてください。
なんでこの子は悪態をつくのだろう?
なんでこの子は暴言を吐くのだろう?
なんでこの子は暴力を振るうのだろう?
そうやって、じっくり眺めてみると、
子どもたちの行動に腹など立たなくなります。
「この子がハッピーになるために、
僕にできることはなんだろうか」
その想いだけで心が満たされたならば、
子どもたちの言動になど、腹は立たなくなります。
感情を100%コントロールすることは難しい。
それよりも、
立つステージを替える方が簡単です。
ハッピーな先生になるためのステップ
子どもたちよりも、
一つ上のステージに立ってみる。