今日はだれに喜んでもらおうか

信頼される先生

「信頼される先生」になろうとしない

最近『ハッピーな先生のハッピーな教室』にアクセスしてくださる方の検索ワード。

圧倒的に多いのが、

『信頼される先生』

 

「信頼される先生」になるために、大事なことを書きます。

あっ…、ただ…、僕が信頼されているかはよくわかりません。

だって、「みんな、僕のこと、信頼してる?」なんて聞いたことないですもん。

 

なので、僕はこう考えますよ…、ってのを書きますね。

「信頼される先生」になるために大事なことは、信頼される先生になろうとしないこと…。

 

「なんだそれ?」って思うかもしれません。

たぶん、この言葉で検索された方は、「どうしたら信頼されるだろう?」って悩まれているんですよね。

 

たとえば、好きな女の子ができたとします。

男子ならみんなこう考えます。

「どうしたら、僕のことを好きになってくれるだろう?」

 

で、いろいろ努力するわけです。

おしゃれしたり、気をひこうとしたり…。

ですが、ことごとく上手くいかないわけです。

そういう経験ないですか?

僕には山ほどあります。

ちょっかい出し過ぎて嫌われるタイプです。

 

好きになってほしいなぁ〜っと思うと、その恋がうまくいかないように、「子どもたちに信頼されたいなぁ〜」って思うと、うまくいかないわけです。

だから、まず「信頼されよう」なんて考えないことです。

 

「信頼される」ってのは、結果です。

そもそも「信頼」って目指すものではないと思うんです。

気がついたら「信頼されていた」ってものだと思うんです。

 

愛はきっと奪うでも与えるでもなく

気がつけばそこにある物♪

(『名もなき詩』by Mr.Children)

 

恋愛のお話と同じように、「信頼」だってそうなのです。

気がつけばそこにある物。

気がつけば「信頼」されていた。

そんなものだと思うのです。

 

じゃあ、結果として「信頼されている」ために何をしたらいいでしょうか。

いくつか心がけていることがあります。

その一つをご紹介します。

 

目の前の人が喜ぶことだけをやっていく

どうしたら信頼される先生になれるのか。

その一つは、目の前の人が喜ぶことだけをやっていくことです。

子どもたちにはもちろん、保護者にも同僚にも喜んでもらえることだけやっていく。

 

簡単そうで、実はなかなか難しいものです。

 

たとえば、目の前を通り過ぎる女の子が前髪を切っていたとします。

「あっ!前髪切ったね」

それだけでいいんです!

 

前髪を切ったことに気がつく。

それだけでもうれしいんです。

 

 

そんな些細なことでいい。

 

とにかく、出会う人すべての幸せのために、相手が喜ぶことをやっていくんです。

「目の前の子どもたちをハッピーにすること」

それが僕らの志事ですから。

 

こういうことを繰り返していると、気がついたときに「信頼される先生」になっていると思います。

たぶんね…。

 

ハッピーな先生になるためのステップ

 目の前の人が喜んでくれることだけやっていく。

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。