子どもたちを咲かせるために、何を大切にしますか?  

フロー 子ども

みんな世界でひとつだけの花♡

「こうでなければならない」を手放して、ワクワクすることをやっていく。

そんな教室にぴったりの歌があります。

 

ナンバー1にならなくてもいい♫

もともと特別なオンリー1♫

 

そう、あの歌です。

以前、この歌が批判の対象になったことがありました。

「ゆとり世代をつくった!」だなんて話も耳にしました。

 

そんな批判をする人はね、やっぱり「こうでなければならない」に支配されていると思うの。

「ありのままに生きる」って言葉にね、強い嫌悪感を抱いてしまうの。

 

子どもたちは、本当は気づいてるの。

「ありのままに生きたい!」

「自分が心からワクワクすることしたい!」

って叫んでるの。

 

 

「こうでなければならない」に支配される

だけど、「ありのままに生きる」ってなかなか難しい。

いつの間にか評価を気にしたり、他者と比べたりする。

もちろん、それが成長でしょ?って意見も理解はできる。

 

だけどね、やっぱり「こうでなければならない」に支配されてると思うんだ。

 

たとえば『ゲルニカ』とか『ムンクの叫び』とか、奇抜だけどちゃんと評価されてる絵ってあるじゃない?

でもね、学校で絵を描いてさ、それが『ゲルニカ』や『ムンクの叫び』みたいな絵だったらやっぱりちょっとギョッとしちゃうわけです。

それはなんでって言われたら、やっぱり子どもの絵は「こうあるべき」「こうでなければならない」みたいなのが、僕らにはあるんだと思うの。

 

「みんな同じでみんないい」ってのが都合がいいんだよね。

オンリー1にならなくていい♫

みんなで競ってナンバー1♫

 

フローになる瞬間を創造する

だけどね、本当はみんな、それぞれに美しい咲き方があるんですね。

別に人と同じでなくたっていいんです。

 

子どものころってフローになった経験がだれにでもあると思うんです。

時間を忘れて無我夢中。

どんだけやり続けても苦じゃないって経験。なにかに没頭したこと、だれにでもあるよね?

そこに、子どもたちのワクワクは隠されてると思うの。

 

スポーツでもいい。

筆ペンでもいい。

もちろん、勉強だっていい。

 

とにかく、それぞれの子どもたちのフローを創造していくの。

そんなコンテンツを提供するのが、大人の役目かもしれない。

 

だから、僕らは子どもたちがフローになる瞬間を創造していきたい。

きっとそこに、子どもたち一人ひとりの『世界にひとつだけの花』の種が隠されているんだと思う。

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

 子どもたちを咲かせるために、何を大切にしますか? 

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。